食物アレルギー

日本経済新聞20102年8月17日

食物アレルギーに悩む親子らのために、食品メーカーなどが原因物質を使わない商品の開発や情報提供を強化している。ハウス食品は今月、アレルギー患者の多い乳や小麦を使用しないレトルトカレーを発売。小売り大手が専門売り場を増やすほか、外食も情報発信に力を入れる。消費者の要望に応じ、アレルギーを持つ人が食べられる食品を選びやすくする動きが広まっている。

すごい!

 

アレルギー対応のすすんだ商品として紹介されていたもの。

【ハウス食品】

温めずにおいしいカレー

製造後賞味期間3年と書いているのですが、なんか違うことも書いてある…。

賞味期限延長したって書いているブログを発見しました。

 

特定原材料7品目(卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに)のアレルゲンフリーに対応。

「忙しい時」「災害時の非常食」「学校行事や行楽時のお弁当」「アウトドア」などさまざまなシーンで便利

 

【和光堂】

栄養マルシェ

アレルゲン不使用商品検索ができるフォームがありました。

ベビーフード。

 

【クラシェフーズ】

ねるねるねるね

使用の有無をパッケージ表示は今増えてない?

 

【山﨑醸造】

大豆を使わないおみそ調味料

みそ汁を飲めない子どものために大豆を一切使わず、玄米と米麹でうまみや風味を出した。

 

消費者庁によると人口の1~2%に何らかの食物アレルギーがあり、、特に乳児は1割程度がもつという。食生活や環境の変化で患者は増えているとされる。同庁は食品表示制度の見直しを進めており、アレルギー物質の表示の在り方についても関心が高まっている。

と書いてあった。

ディズニーランドの食物アレルギー対応を紹介しているサイト

他の施設もあるのかなぁ…?

ユニバーサルスタジオの食物アレルギーについての対応

キッザニアは見つけることができませんでした…。

 

 

 

 

 

年々変わっているけど…って、2011年のモノをリンク。

食物アレルギーの診療の手引き2011

食物アレルギーの栄養指導の手引き2011

保育所におけるアレルギー対応ガイドライン 平成23年3月 厚生労働省 保育所アレルギー対応H2303

保育所におけるアレルギー対応ガイドラインQ&A

 

「アレルギー疾患に関する調査研究報告書」 によると…

 

アレルギー疾患に関する調査研究報告書 アレルギー疾患に関する調査研究委員会(平成 19 年3月)

全国の公立の小学校・中学校・高等学校・中等教育学校
対象学校総数:36,830 校
(平成 16 年 5 月 1 日現在、本校のみとし、高等学校においては定時制及び通信制は除く)
うち、有効回答が得られた学校数 36,061 校(有効回答率 97.9%)
有効回答が得られた学校に在籍する児童生徒数:12,773,554 人 (平成 16 年 5 月 1 日現在)

 概要

 

日本アレルギー協会

よくわかる食物アレルギー 2010年2月10日 改訂版発行

セルフケアナビ 食物アレルギー お家でできること 発行:厚生労働科学研究 2011年3月 改訂版発行

 

 

 

食物アレルギー研究会

食物アレルギーと言われたら

 

食物アレルギーによるアナフィラキシー学校対応マニュアル 2005年 小中学校編

 

学校給食における食物アレルギー対応の手引き

愛知県

糸島市

三重県

札幌市

 千葉市

 

 日本アレルギー学会

 

日本小児アレルギー学会

災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット 2011年5月

 

 

 

アピタル アレルギー夜間学校

 

 

よくわかる食物アレルギーの基礎知識  独立行政法人 環境再生保全機構

交差抗原性

 

 

アレルギー疾患対策現状、評価、課題
平成22年12月9日
(独)国立病院機構相模原病院 統括診療部外来部長 谷口 正実

 

 World Allergy Organization 食物アレルギー

The Food Allergy & Anaphylaxis Network 

 The Food Allergy & Anaphylaxis Alliance 

 

食物アレルギーによる発症予防事業

 

小学生における食物アレルギーの推移

 

世界中で食物アレルギーは生じているのかしら?

日本では、増えている…らしいけど、実際のところの数値的データを見つけることができなかった。

 

 

 

H23 収集資料 食生活

学習ノート作成のために集めた資料。

240114家庭科学習ノート資料ねた

240114B5家庭科学習住生活

240114B5家庭科学習食

 

平成23年度食育白書

食文化継承のための取組の推進

日本型食生活の実践

家庭における食育の推進

 

食事と健康no

 

日本食品標準成分表2010

日本食品標準成分表の目的及び性格

食品成分表2010

 

 

家族と“ 食を共にすること” 共食の大切さ01

家族と“ 食を共にすること” 共食の大切さ02

 

食べることの意味と食べ方を問う

 

食育の現状と意識に関する調査報告書

平成22年3月  内閣府食育推進室

食育の現状と意識に関する調査報告書 サイト  23年度

食育の現状と意識に関する調査報告書01

食育の現状と意識に関する調査報告書02

 

 

食育の現状と意識に関する調査報告書(平成24年3月)

これは今日見つけた

 

 

我が国の健康・栄養政策のねらいと内容

厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室 栄養・食育指導官河野美穂
我が国の健康・栄養政策のねらいと内容

 

現在の栄養表示制度並びに栄養表示の義務化に向けた検討の背景

平成24年1月 消費者庁食品表示課

 

 

妊産婦の食をめぐる現状と課題

妊産婦の食をめぐる現代課題  「健やか親子21」公式ホームページより

妊産婦のための食生活指針パンフ表

妊産婦のための食生活指針パンフ裏

妊産婦のための食生活指針 ―「健やか親子21」推進検討会報告書― 

平成18年2月 「健やか親子21」推進検討会  (食を通じた妊産婦の健康支援方策研究会)

資料

 

学校における食育 指導ハンドブック

食に関する指導事例集  平成20年3月 神奈川県教育委員会


http://www8.cao.go.jp/syokuiku/data/guide/pdf/g-25-29.pdf

人間形成と食育・食教育 

人間形成と食育・食教育―食のいとなみがからだをつくる・心を育てる

2002年1月1日発行の本。ですから、10年前の話。

 

1996年、長野県の小中高校の人達が共同で教育調査を行ったんだそうです。

その結果が書いてあったのですが、

「生まれてこなければよかった」と思っている子どもが、小学校高学年と中学生で20%から25%いたのだそうです。

また、同じ調査で

「あなたはもう学校に来なくていい、自由にしていいと言われたら何をしますか?」

→ 「朝から晩まで寝ている」と答えた子がほとんど

「後輩に言い残したいことは」

→ 「学力や偏差値が上がったさがったということは一切意味がないから、こういうことは考えない方がいい」

 

読んだ時、それはそうですねぇ…なんて思って読み進めたのでした。

でも、今はどうだろう?10年たった今。

こんな質問をして…まとめているデータがどこかにあるのかなぁ…。

 

食べ物に対する無関心がありますから、実際のモノと知識や言葉が一致しません。言葉だけが浮遊して、今の言葉でいえばバーチャルリアリティーの状態が子どもに現れたと言われるようになったのは、70年代くらいからなんだそうです。

稲と麦の区別がつかない子どもがいます。

鶏の脚を4本描く子ども達もいます。家で鶏を飼っている農家の子どもですら、脚を4本描く…

こんな事実に対して、この本では結論として書いている言葉

ですから、子どもたちは意識して見つめてはいないのです。親の生活や地域の人々の暮らしに全然、関心がないのです。ですから、目を開いていても何も見ていないという生活状態になっているのです。

本の文章のまま。「ですから」が気にはなりますが、とても面白い指摘だと線を引いていました。

 

ルソーやフレーベルなども出てくる。

この本によると、

ルソーは、食教育=健康教育=主権者教育つまり政治教育、としっかりつながって枠組みをしているとのことです。

ルソーの『エミール』を読んだことはありません…。でも、その『エミール』は、革命が起きて新しい世の中になるだろうと予感したところに書いた本なんだそうです。

そして、その『エミール』の中で、新しい時代の人間を育てるにはどう言う教育をしていけばいいのかということを、家庭教師とエミールという男の子との関係で描いているのだそうです。

と、私はホント、『エミール』を読んでいないので、ただただ、へぇ~って思うのですが、こう書いてあります。

食事をするということは、自己保存つまり自分の命や体を守ることです。それが食の基本です。自分の体なのだから自分でちゃんとできなくてはいけません。これはそのまま健康教育と言えるわけですが、それができないで、どうして来るべき民主的な共和国の主人公に慣れるでしょうか。自分のこともコントロールできない、自己保存や自己教育もできなくて、どうして国家・社会の主権者になれるでしょうか。これがルソーの主張です。つまりルソーの食教育とは、民主的な主権者を育てるための基礎的な教育の過程であると位置づけられるわけです。

 ルソーが自己保存の教育として大事だと言っている食教育のひとつは、自分の身体感覚に敏感にならなくてはいけないということです。おなかが減ったときには「腹減ったー」です。おいしいものを食べて満たされた時は充足感を満喫します。そんな身体感覚を作らなければいけないというのです。だから、働いておなかが減る、運動しておなかが減るという生活をしなければいけません。ルソーは、そうした体、感覚、完成の教育を重視しました。

 また、味覚を育てるために、ゴテゴテしたものを食べさせてはいけないしています。食材そのものの味がわかるような子どもに育てなさいと言っています。自分にとってどんな食べ物がいいのか、どんな料理がいいのアkということを自分で判断して選択できるような子どもにしなければいけないのです。

 最後に、自分の食卓に並べられている食べ物は、どれくらいの人々のどのような手をとお手、この食卓に並んでいるかということをちゃんと理解できる子どもにしなければ、新しい民主的な社会の主人公・主権者にはなれませんよと言っています。

だそうです。

そして、ペスタロッチ―という人が、このルソーの食教育論に共感し、「パンがどこから来るかも知らないことこそ、現代教育の欠陥の中心点である」「これを知らないで、人間の知識とは一体何であろうか」と述べているんだそうです。

『エミール』という本が書かれたのは1762年。

 

“Qu’ils mangent de la brioche”

マリー・アントワネットは、フランス革命前に民衆が貧困と食料難に陥った際、発言したというこの言葉は何年の言葉でしょう…?と思わされました。本当は、ルイ16世の叔母であるビクトワール王女の発言だとか。でも、この言葉をマリー・アントワネットが言ったとうわさを広めることの効果を思わされますね。

 

いろんな食にまつわる事例はたくさん載っているのですが、ルソーまで話が及んでいる凄さ…。

ルソーって聞いたことがあるけど、政治か経済の世界の話…としか思っていなかったのに、ビックリです。

 

そんな風に調べたら… ジョン・ロックって、この人も世界史で習った名前…って、食にまつわることをおっしゃっていたのですねぇ…

イギリスの哲学者ジョン・ロックは,その「教育に関する考察」(1693年)の中で,子供の食事に関して,肉類はできるだけ控えるべきであり,牛乳,ポタージュ,かゆ等の食品が子供には適している,といったことを述べている

そして

子供に適した食べ物とは,子供にとって自然な,すなわち自然の好みにしたがった食べ物であり,裏を返せば,自然人の食べ物ということになる。また,私たちの文脈に即して言えば,人間が本来(自然状態において)食べるべき物なのである。

この文章はルソーの文なのだそうです。

人の性格や気質が食べ物の好みにも反映する。もしくは食べ物が人間の性格にも影響を及ぼし得るという考え方は,18世紀において,かなり広く信じられていたようである。

なんてことも述べられていました。

ルソーにおける菜食の思想と自然意識 』 田中恒寿

http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/137803/1/fbk000_024_061.pdf

 

 

 

 

好きな食べ物嫌いな食べ物 小学生中学生

■平成22年度児童生徒の食事状況等調査報告書【食生活実態調査編】

■平成22年度児童生徒の食事状況等調査報告書【食事状況調査編】

 

気になったこと

中学生と小学生の比較。男女ちがいがあり。

うなぎにくるっている大人を冷ややかに見ている子ども達?

肥満のシミュレーション

 

コンピュータに残しているデータを手当たり次第に取りあえず載せてみよう…。そう思って改めて書きはじめたら、面白いことに改めて久しぶりに見る図など…。

肥満のシミュレーション

現在の体重( A )kg ⇒ なりたい体重( B )kg
その体重減にかけたい日数( C )日

(A)-(B)=(D)kg 減らしたいとすると

( D )×約7000Kcal=( E )Kcal を減らすこと。

( E )÷( C )=( F )Kcal/日 を毎日、今の食事量から減らす。もしくは、その分運動して減らす。

計算上は、そのような感じで減量可となります。

自分の別のブログの文章ですから、著作権は問題ないでしょう。

 

これの元データは、メタボを無くせ!と特定検診・特定保健指導の資料から。

 

今後の特定健康診査・特定保健指導の在り方について  平成24年7月13日に出たとりまとめ。

 

改めて昔の資料を見ると、さらに…って最近の動向などをしる機会になって、それはそれで面白いものです。