いろんな国の人が見ている…と思うと、きっと不思議なことを書くのだろうなぁ…と思われること。
それは、日本の小麦粉には、強力粉、中力粉、薄力粉という3種類あるってね。
日本では当たり前に思っているこの表現。
実は、日本ではほとんど輸入の小麦粉だから、こんなことが…という感じ。
たんぱく質含有量をもとに、世界中から輸入している小麦粉を混ぜて…そして、最終的にもたんぱく質含有量別で商品化しています。
ですから、以前イギリスから来られたALTの先生がイギリスのクリスマス料理を教えてくれると、イギリス伝統的なもの…絶対必要なもの…と「ミンスミートパイ」を教えてくれた時に、試作!って、小麦粉を何種類か触ってもらって、どれを使うといいのか?って尋ねたことがあります。相手にとっては、1種類。それも恐らくイギリスで取れる小麦粉。どれが一番近い?そんな尋ね方をするのも、相手が食についてのエキスパートではないから。だけど、やっぱり触ると、これが近い!と教えてくださいます。
せっかくのチャンス!とイギリスのクリスマス料理を英語で習った生徒達の驚きは、包丁を使わずにハサミでベーコンを切るなどでした。日本とは違う調理の仕方を自然にされている様子を見て、驚いている姿も新鮮でした。
他のALTの先生に料理を教えてもらう…というのではなく、一緒に作って…と、教えてもらいながら…?とローストチキンを作った別の機会。生徒にとっては、えぇ~とクランベリーソースを缶詰で出したのでした。おいしそうにALTの先生が食べられている様子を見て、本当にこんな甘いソースで肉を食べる…と疑いの眼をあきらめの眼に変えて、食べていました。
そう、日本で甘い果物の味で肉を食べる習慣がない。
思いだしついでに書いたら、違うことになっていきそう…。