以前、アルパカについてせっせと調べたんだよねぇ…。
で、今日、またアルパカを見た。安い…って、1万円切ったものを見て、えぇ~と驚いていた。そんなことがあるのかなぁ…?
その後見たアルパカも、思っている価格よりはるかに安い…。
思わず、こんな金額なのでは?と質問したら、普通そうだって教えてもらいました。この商品も百貨店に並ぶと、そのくらいになる…って、ちょっと複雑な思いで聞いてました。
まぁ、いずれにしても、アルパカを見る機会を持って、話を伺っていて、そういえば調べたけど覚えていないことのほうが多かったのかも…って、改めて調べてみようかなぁ…って思いました。
だって、なぜ安いか?というのは、中国のアルパカだから…って聞いたのです。ん…産地によって値段が違う?
ペルーのアルパカを売っている方が教えてくれました。ペルーのアルパカのよさをいっぱい聞かせていただいたのでした。そして、いただいている名刺代わりの広告。なくしてしまう前に、ちゃんとアクセスしておこう…。
http://www.patri-alpaca.com/index.html
思わずビックリは、アルパカって、なんか異国情緒あふれる…彩色の仕方も独特なイメージでしたが、なんか穏やか…。と、これは日本人好みにペルーで作ってもらっているんだそうで…。毎年違う柄だとのこと。好きなものがあるときに…とおっしゃってましたね。
さて…と、アルパカについて。
ウィキペディアに書かれている説明を参考に…。
南アメリカ大陸原産の家畜種。ビクーニャ、グアナゴから派生したもの。
南アメリカ大陸の、特にペルー、ボリビア北部、チリ北部の、海抜およそ3,500 – 5,000mのアンデス湿潤高原地帯で放牧されている。
ど南アメリカ南部にはほとんどいない。
現在はアメリカ合衆国やヨーロッパ、ユージーランドではアルパカ牧場やペットとして飼育されている。アメリカではペットとして飼っている人も多くいる。
日本もいるよねぇ…確か。1999年から日本にもアルパカ牧場。現在ではニュージーランドに約12,000頭、オーストラリアに約100,000頭以上、アメリカに約60,000頭、ペルーでは約4,000,000頭ものアルパカが各国で生息しています。
アルパカの種類
「Suri」
殆どがプーノ地方に生息。国内総数の15%を占めている。
上品ですべすべとした感触。
体から19マイクロメートルの太さで体に平行して40cmの長さにまで成長。
殆どが白。
「Huacaya」
国内総数の85%を占めている。
灰色、こげ茶、茶色が主。
繊維には大きく分けて3種類あり。
中国のアルパカと聞いたけど、縫製などが中国だったのかなぁ…?
服飾業界において「アルパカ」の名は複数の意味で用いられる。毛について言う場合、たいていはペルー産のアルパカのものを指す。しかし、生地としてはより広く、アルパカの毛でペルーにて作られたものだけでなく、イタリアやイギリスのブリランテなどを混ぜて作ったものも「アルパカ」と呼ばれる。
天然繊維:アルパカとビキューナ
http://corp.world.co.jp/fashion/material/faq_12.html
こちらのサイトに書いてあることと、教えていただいたことの違いがあり。
虫害に注意!
アルパカとビキューナの柔らかい毛は、虫にとって最高のごちそう(タンパク質)。食べこぼしや汚れはクリーニングしてきれいにし、防虫剤を入れて保管しましょう。
アルパカの繊維は虫害おきやすいのかなぁ…?
クリーニングに出さないでといわれたよ…。
アルパカマーク
こちらのサイトはアメリカとカナダのアルパカのことかしら?
アルパカのナチュラルカラー http://www.towakeori.co.jp/alpacatops.html
色の見本を紹介しているサイト。
毛色は茶・黒・白・ネズミ色の4種類に大分。さらに細かく分けると25種類。毛の色で価値が異なる(淡色で光沢があるものが高品質)
黒系 黒:Black 漆黒:Jet black
茶系 茶色:Brown 赤褐色:Red brown チョコレート色:Chocolate
薄茶色:Light brown こげ茶色:Dark brown
ベージュ系 淡黄褐色:Fawn 明るい淡黄褐色:Light fawn こげ淡濃褐色:Dark fawn
淡褐色:Caramel シャンパンのような黄金色:Champagne
グレー系 灰色:Gray 薄い灰色:Light gray ねずみ色:Dark gray
銀白色:Silver バラ色の灰色:Rose gray 明るいバラ色の灰色:Light rose gray
青灰色:Blue gray 明るい灰色:Light blue gray
ガンメタル・砲金灰色:Gunmetal gray ピンクの灰色:Roan gray
白系 青白色:Ice white バニラホワイト:Vanilla white クリーム色:Cream
この写真は、http://www.kaken.or.jp/mame/90/index.htmlにありました。
これは南米で産する、パコという「ラクダ属」の動物の毛です。この「アル」というのはアラビア語の定冠詞だそうで、この語と「パコ」(ペルーの土語で羊という意味)とがくっついて出来たもので、スペイン語です。やはり柔らかい毛で、コートなどに用いられますが、皆さんは(特にややお年を召した方達は)背広の裏地としての「アルパカ」の方がよくご存知かも知れませんね。
以前は上等の裏地としてよく用いられていました。同じ毛織物ですから、ウールとは大変なじみが良いのですが、やや厚く重くなるので、裏地としてはだんだん使われなくなりました。今でもアルパカという名の裏地はありますが、実は殆ど化繊で出来ています。
と、これは、http://www.fashion-heart.com/term/material/jp-ari.htmに書いてありました。
そして、その元は『服部晋の「洋服の話」 (ラピタ・ブックス)』に書いてあるらしい。
「アルパカ」は「ファカヤ種」と「スーリー種」に分かれます。
とのこと、先ほど書いたなまえと違う…。
希少価値な「スーリー種」です。
2005年によく耳にした「スーリーアルパカ」はファカヤ種の1/10ほどしかとれません。なので2005年は原料が手に入らないなんてこともあったようです。
「スーリーアルパカ」は、ファカヤに比べてとても毛が長く、モヘアのような光沢があるのが特徴です。
高級なコート地に良く使われます。ニットでは毛足の長さを利用した起毛糸がとても人気があります。
と書いてありました。
http://www.smrj.go.jp/keiei/dbps_data/_material_/common/chushou/b_keiei/keieiseni/pdf/53266-1.pdf
http://www.smrj.go.jp/keiei/dbps_data/_material_/common/chushou/b_keiei/keieiseni/pdf/53266-1.pdf
アルパカ繊維の天然着色赤い染料を作る
こうやって染料を作っているんだ…と思うのでした。
維信カシミヤ集団のサイトで、「カシミヤとアルパカ及びモヘアの識別方法」が紹介されていました。
ココまで来ると繊維の話のため…ではなくなりそう。
アルパカの育て方
http://www.marusyosangyo.jp/kawariito/wool.htmにまとめてあった表です。
INTERNATIONAL ALPACA ASSOCIATION http://www.aia.org.pe/
このサイトは更新されていないのかなぁ…?
アルパカは毛の長さから、大きく2種類に分類される。1つが毛の短い“Huacaya(ウアカヤ)”、もう1つが毛の長い“Suri(スーリー)”である。Huacayaは毛が短めで(9~12cm)、主にニットとして利用されている。Suriは毛が長め(10.4cm~20cm)であり、日本などでは、主に生地として利用されている。
また、アルパカは挿毛が無いため、原毛の調達が容易という特長がある。
これは、ボリビアのことについて日本政府が出している書類から。http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2011fy/E001893.pdf
ペルーのアルパカの繊維の太さは、平均25~26ミクロン、ボリビアは平均22ミクロンと言われている。
高度3~6千に生息するアルパカ
ファカヤ種の原毛による種類
ベビーアルパカ 繊度 21~23ミクロン(約100トン)
ファインアルパカ 26~27ミクロン
コースアルパカ 28ミクロン以上
スーリー種の原毛による種類
ベビースーリー 繊度 21~22ミクロン(約2~3トン)
スーリー 26~27ミクロン
http://otsutextile.sakura.ne.jp/sozai-setsumei.htmより
いろいろと新たに知りえることがいっぱいだったのでした。