消えていないのですねぇ…。
「住生活」をいかに教えるのか?ということを考えています。
そうやって、調べている中で見つけたブログ?サイトです。
ちょっと、面白い。そう思って、見てなるほど…と、その視点は楽しい~とヒントになりました。
このブログを書いている人は、「35年ローンで家を買うなんてあり得ないでしょ」と言って回っているんだそうです。
だけど、世の中、持ち家志向健在!ですよね。
そして、「住生活」をいかに教えるか?を考えるときに、一番考えるのは、そこなんですよねぇ…。
持ち家志向がないのなら…ではありません。どちらかを、自分たちの状況に応じて…と、臨機応変に対応していくというのならば、スタート地点が簡単。だけど、「結婚したら…」にこの人があげている目標をはじめとする内容を苦笑しながら、ん…なるほどって思うのでした。
それで、書いてある内容を取りあえず…読んで分類してみると
その1 家を欲しがっているのは誰だ?
その2 家が必要な理由は何だ?
その3 家を持つと決定することで得られるメリットは何?
このブログを書いている人の視点では、
その1 妻(女性)
その2 業績評価を得るため
その3 男性にとっては精神的安らぎ?存在価値、女性にとっては達成感
と解釈したらいいのかなぁ~
本当にそうなのか?
もし、そうだとしたら、何を知ることが社会人になる前に求められるのか?
私の今の段階での結論は、家庭科を教えると決めた時と一緒。
多分ね、この発想3つが日本人にかけているんだと思うんですよねぇ…って、「日本人」って言ったらいけないか…。
少なくとも、かけているなぁ…と思わされるおばちゃんに会うことが多い。
男性は、若い人…というか、教員には多いなぁ…って年をとっている人にも多いけど、年をとった男性には少ない気がする。
そして、この3つが欠けている人たちから次の世代が学ぶことにはこの3つは入らないと思うのです。この3つが欠落している事実に気付くことが遅くなる…。その3つが、今の教育に求められているものではないか?って思ってます。
だから。この3つを養うには…って発想すら、おばちゃんにはないのです。なぜなら、その人たちには全く未知のものであり、要らないとまでは言わなくても自分には必要ないし、夫がすればいい…くらいに思ってるんじゃないかな?
ホントは、こんな発想に、日本の女性像を見てはいけないと思いたいけど、日本の教育界に欠けているもの3つというのか、日本的だなぁ…江戸時代の末期の話とか知れば知るほど、ホント…今の日本は似ているなぁ…と思わされます。
それで、35年ローンを組んで家を買いたいのは誰?
私は、男性も女性も関係ない。買おうと決めている夫婦ならば両方だと思うのです。
35年ローンで家を買う人の多くは既婚者で、小さな子供がいる。
多くの場合、夫は心の底で長期のローンに不安を感じている。
でも妻は強く「家を買おう」と主張する。
夫はそれを拒否できない。
この人の結論を読んでいて、参考になったこと。
昔の人達と言っては語弊があるかもしれないけど、恐らくこの人の言っている「35年ローンで家を買う人たち」は、お父さんお母さん(65歳超えている?)とは違う発想だと思うのです。
多分、この「35年ローンで家を買う人たち」と小さな子どもがいる…この人達の親世代は、自宅を持ったとき(持っていないかも?)、子どもが小学生~中学生くらいに成長した後では?と思うのです。つまり、頭金を貯金して、ローンを組む。まず、35年ローンがなかったね。
次に、この「35年ローンで家を買う人たち」の親世代は、給料右肩上がりに上がって行って…ボーナスももらえて…と、日本の経済が成長している時の人達のはず。今は、先の見通しが立ちにくいと言われている。
それでも、強く「家を買おう」と主張している人は…?女性なのか、男性なのか…その辺は、性別ではないと仮定して、拒否できない理由はなぜ?と考えた時に、「家を買う」ということはやはり必要だという判断をしているということでしょう。
「いつかはクラウン」というコマーシャルではないけれど、「いつかはマイホーム」って刷り込まれて育っているとは思いますね。
「拒否できない」男性はかわいそう…という結論?と思わされながら、調べていること…というか、探したい情報は、今の若い世代はマイホーム志向なのか?ということ。
そうやって調べていた時に見つけたのは、田中角栄が借金をしたら休まずたゆまず働くからいいんじゃないかと持ち家志向を促進させた?そんなことが書いてあったブログ。メモしないでスーッと流してしまったけど、後から見つけることができるでしょ。
そして、ジェンダーバイアスの是正が言われている問題のひとつに、男性の生命権を保障することだと、誰かに言われたんだよねぇ~。納得しながら、テレビの中の話ではなかったと思っているんだけど…。
何十年かローンを組んで家を買うことをどう思いますか?という質問サイトもありますが…今時はどんな感じなんでしょうね?
数日前から調べてます…。
目下、探している資料はこの分野。
これは、授業を生徒が行って、それを採点(相互評価)するという取組み。
「家庭一般」の授業ですが、生徒たちに班で授業をしてもらって、資料作成など含めて、「住生活」という領域の内容を使って、説明することを求めて授業をしました。
2回目だったので、結構うまくできた班が多かった。
家族を設定し、住居を探す課題に取り組ませたもの。
これは、説明するためにインターネット上で「高断熱住宅」について調べて…どこから取った話かは全く今となってはわかりません。
まだ「高断熱住宅」とか、「高気密」なんてキーワードが教科書に載っていなかったようなぁ…ようやく載ったくらいだったかなぁ…
とにかく、人工換気と自然換気。今は、換気扇を回し続ける必要性を理解している人も多いけど、当時は新しい家でシックハウスも知られてきたくらいの時代。そして、新築で人工換気の必要性がわからず倒れる…というニュースが結構よく新聞に載っていた時代。
いろんな国の人が見ている…と思うと、きっと不思議なことを書くのだろうなぁ…と思われること。
それは、日本の小麦粉には、強力粉、中力粉、薄力粉という3種類あるってね。
日本では当たり前に思っているこの表現。
実は、日本ではほとんど輸入の小麦粉だから、こんなことが…という感じ。
たんぱく質含有量をもとに、世界中から輸入している小麦粉を混ぜて…そして、最終的にもたんぱく質含有量別で商品化しています。
ですから、以前イギリスから来られたALTの先生がイギリスのクリスマス料理を教えてくれると、イギリス伝統的なもの…絶対必要なもの…と「ミンスミートパイ」を教えてくれた時に、試作!って、小麦粉を何種類か触ってもらって、どれを使うといいのか?って尋ねたことがあります。相手にとっては、1種類。それも恐らくイギリスで取れる小麦粉。どれが一番近い?そんな尋ね方をするのも、相手が食についてのエキスパートではないから。だけど、やっぱり触ると、これが近い!と教えてくださいます。
せっかくのチャンス!とイギリスのクリスマス料理を英語で習った生徒達の驚きは、包丁を使わずにハサミでベーコンを切るなどでした。日本とは違う調理の仕方を自然にされている様子を見て、驚いている姿も新鮮でした。
他のALTの先生に料理を教えてもらう…というのではなく、一緒に作って…と、教えてもらいながら…?とローストチキンを作った別の機会。生徒にとっては、えぇ~とクランベリーソースを缶詰で出したのでした。おいしそうにALTの先生が食べられている様子を見て、本当にこんな甘いソースで肉を食べる…と疑いの眼をあきらめの眼に変えて、食べていました。
そう、日本で甘い果物の味で肉を食べる習慣がない。
思いだしついでに書いたら、違うことになっていきそう…。