NATO

昨日、日経新聞の「春秋」を一瞬、ちら目したとき、「NATO」って… North Atlantic Treaty Organization 北大西洋条約機構だよねぇ…今頃に出てくる話題として何かあったっけ?と思いました。

 

違ってましたね。

 

新語なのだそうで…

誰が作ったんだろう?

 

桑原政則さんのブログなのかなぁ…「日本経済はアジア進出で元気に」(2012/9/2)という中にも出てきていた。

ただ、こちらの趣旨と日経新聞とは違う気もする。

多数の実例や数字を織り交ぜて、「空洞化の恐れは幻想」「国内でじっとしているのが最悪」「むしろ元気のいい日本企業がアジアに展開することで、その企業がもっと元気になり、日本経済も活気が出る」と論じて余すところがない。

そんな感じで書いている最後にNATOのことが触れられていた。

一方で日本企業の欠点を指摘し、注文をつけることも忘れない。アジアの一部での日本企業の別名は「NATO」。「ノット・アクション、トーキング・オンリー(話すばかりで行動しない)」の略語だという。日本企業とアジアへの熱い思いを満載した、現場からの報告書である。

経済産業省で企業のアジア進出を手伝っている松島大輔さんが書いている著書に出てくる新語?日本では新語だけど、桑原さんのブログを読む限りにおいて、東南アジアで言われている隠語?

空洞化のウソ――日本企業の「現地化」戦略 (講談社現代新書)』に出てくるみたい。


アジア視察ツアーはいつも経営者で満員。しかしその場で何かの約束が成立することはほぼない。「持ち帰って検討する」と語る日本のトップを見て、先方の大臣が著者に問いかけたという。「社長や会長の上に誰かいるのか?」

という新聞の文章を見て、確かに…と思って読んでました。視察ツアーと称した観光旅行だったんじゃない?なんて思って読んでました。そうでなければ、決定できるくらいの判断力ある人がいくでしょ…。多分ね、独断で行うにはハードル高い話だけど、やらないと未来がないのかもしれない…と迷っているのだろうなぁ…そんな推測を日本人はするのかも?

 

アジア進出に対しての懸念もあると思うのです。言葉の壁とか、文化の壁とかね。そして、それを克服して進めると言えるだけの人材が自分のところにいると即判断できていないだけでは?なんて思わされます。ツアーの参加者の平均年齢をあげた方がこの傾向分かりやすいのでは?とも。

 

最近、ベトナム人の間で NATOという 言葉が流行っている。 

と、書いているブログ発見!ウォルポールのブログとあります。2011・12・15のもの。

日本人は働かない

とも言われていると書いてある…。勤勉な国と言われていたのにねぇ…そして、勤勉にやっている人もいる…読んでかつての日本がヨーロッパやアメリカに対して評したりした文章「○○人は働かない」に似ているねぇ…

 

2011年7月25日のアジアブログ

何かと比較される韓国人と日本人

一方、その頃の日本は経済の低迷期にありながら、まだ、ほとんどが日本国内だけを見ていて危機感が薄かった。
まだまだ余裕があると錯覚した分、海外進出で韓国より遅れをとった。
震災がなければ、危うく“ゆで蛙”になるところであった。
こういった行動は、アジアの現地では、ハッキリとしたコントラストとして対比されるケースが多い。

韓国の経営者は決断、行動が速い。
日本の経営者の決断は遅い。
従って、チャンスを逃す。
“いい奴”なんだけど決断できない。

こんな印象が定着してしまっているのである。

と書いてあります。

震災のお陰で「ゆでガエル」にならずにすんでいるという発想は、とってもポジティブ。

 

インターネットスラングというサイトがあるのですね。こちらに載ってた…。

NATO ”North Atlantic Treaty Organization” or “No Action Talk Only”

 

日本はNATOと呼ばれているそうだ。納豆ではない!NATOだ!
その意味は、NATO(No Action Talk Only)で調査ばかりして、実行しないということ。リスクを嫌うサラリーマン社会構造の日本を象徴している。

2012年03月02日に書かれているブログ?によると2月29日に産経新聞に書かれているらしい。

ベトナム企業とはホアンアインザーライであるというコメントにも関心を持ってみました。

 

なんでベトナム語なの?と外語大でベトナム語を学ぶと選んだ友達に尋ねた時、これからどこの国の言葉を覚えたらいいか…と、ベトナム語だと船に乗って世界を回っていた父と話して決めたという話の先見性の凄さを以前聞きながら思ってました。文化の違いと共通点…そして、私はベトナム語はわからないけど、友達を通じて出会ってベトナム人と話して思ったこと。日本は確かにおっしゃる通りにひ弱かも…。日本で出会った日本の大企業で働いているベトナム人たち。もう10年くらい経つんじゃない?

 

聞いていて思ったことは、タフさが必要なのかもなぁ…。サバイバルに生きていく力があった昔の日本人と今の日本人?違うんですよね。昔の日本人男性と今の日本人男性だと思います。

女性は…、今も昔も変わらないかも…どちらもタフ?どこの国も女性はタフなのでは?なんて思うくらいです。

 

父が弟たちと私と育て方を変えるように母と話していたそうで…

娘は大切に…

息子はハングリーに…

そう育てていたらしい。それでも、おとなしい娘ではなかったせいか、弟たちとは明らかに違う対応をいただきながら学んだこともあるなぁ…。それは、父の考え方とは別に、母の考え方もあったということ。

母は意識してか、無意識か、学んできていたものがある。江戸から明治になって…といろんな変化を100年以上前の話のはずなのに…と思いたいけど、母はそんな頃の価値観等も引き継いで…という姿を見て、父もそうだったんだろうなぁ…また、他の人達も…。本人は意識していなくても、脈々と新しいものを入れようとしない限り、自分の中にある学びの流れ…を意識させられる。そして、他の人も同様なのだろうっと思うと、衣服は一代で変われると言われるけれど、食は三代と言われたりする…実はもっと変わらないものがある?なんて思わされます。

無意識の世界が継続的に残ることを思わされますね。

 

幕末に討幕を目指したお国柄のある土地で根付いている風潮というものがあるのかなぁ…?なんて思いなども湧くのでした。

 

NATOは、決して日本人を指す言葉ではないみたいだけど、NATOイコール日本人にならないことも大事かもね。

即断即決の話の記事を見ながら、先日後継者がいない…と社長になる人がいない話をテレビで見たことも思いだした。

 

家のローンが払えないのなら、自分が死んで保険で…という発想をしてしまう男性をつくっているのは、女性かもね…と思います。

NATOをつくりだしているのも…実はパートナーかも?

潰れたら一からやったらいいんじゃない?なんて、潰れてもどうにかしそうだと思える男性には、どうにかしそうだと信じる周囲の人がいると思います。信じるって強いですね。

 

かつて、会社が潰れたら一緒に潰れそうね…とある男性に言ったら、そうだと思うと返ってきた。ん…今どうしているだろう?

 

私の中では、いい時も悪いときもあるのは当たり前…って感覚は育った環境でしょうねぇ…。年功序列的に給料右肩上がり…そんな環境で育っていない。私ですら、そんな感覚。弟たちは…正直、我が弟たちの凄さは、弟たちが父みたいな男はいないと言っていたけど、そんな父から学んだことを体得していることが凄いなぁ…って思います。

父のようになるなと育てられている男の子たちにとって、どうなったらいいのか分からなくなったら…保身に走るのでは?なんて思うのです。

そういう意味では、母の凄さも思います。

 

そんな風に思うと、時代にあっていない家庭環境と思っていましたが、時代にあっているのかも…。

身に付けている無意識の価値観、説明してもらえない…。

こんな仕事をしていなかったら、私も分析したりしてないかもな…。

エンゲル係数

2012年9月15日の日本経済新聞の「エコノ探偵団」という特集記事に、エンゲル係数なぜ上昇?ということで書かれていました。

 

今更にエンゲル係数…と、指標として機能しなくなったという話を聞いてそうだね…と納得していたところに特集されていて、少し興味深い始まりのところでした。

 「節約しているはずなのに食費がかさむの。夫に『エンゲル係数が高い』と言われたわ」。事務所によった近所の主婦が愚痴をこぼした。…

こんな始まり方。

夫が言う「エンゲル係数」のお話って、妻の昼のランチへの不満なんじゃないの~?なんてね。

 

 

終戦直後、2人以上世帯で66%前後だったそうです。

その後、2005年度に22.9%を底に上昇基調に転じていて、2011年には23.7%に達しているんだそうです。

 

こういったパーセンテージって実は見えないこともあり。

ちゃんとそんなところも補っているなぁ…という記事でした。

それは、この2005年→2011年 消費支出は5.1%減。

全体の支出はさがっている。だけど、食糧費の減少は1.6%で、さがりどまり。

 

そしてなぜ…?というところに結論として?書かれていたことは

「所得が減って節約したが、食糧単価の上昇で係数が上がったのか」

わざわざ書かなくても…と思うところですが、「中食」が拡大したからですよね。

食糧費のうち、外食と中食を合わせた「食の外部化率」は2011年が28.7%何だそうです。

 

日本惣菜協会は、調理済みの置かず、弁当などを惣菜と定義、市場規模を2011年が8兆3554億円で2003年に比べて20%増と推計したんだそうです。

 

「調理は手間がかかり、少量多種のメニューを求められては大変です。専業主婦や男性の客も目立ってきました」

とのこと。

全体平均が上がっているのは高齢者の増加によるものなのだそうです。

 

今は、エンゲル係数より携帯電話など通信費の方がかかっているんですよねぇ…。

 

エンゲル係数は、ドイツのの社会統計学者エルンスト・エンゲルが1857年の論文で発表した法則が土台になっているんだそうです。

一般に肉体を維持するための飲食物への支出が総支出に占める割合が低ければ国民はそれだけ豊かだ~って。

 

明治時代に日本に伝わり、1960年代には一時期生活保護世帯への支給額の基準も決めていたんだそうです。

 

家計調査

少しずつ、確実に増す生活の厳しさ…エンゲル係数の推移をグラフ化してみる

これはエンゲル係数をグラフに表してあるサイトです。わかりやすい。

外食費の割合とか、これはわかりやすいかも…ってサイトのグラフ

中食の割合が増加している…ってね。

 

 

さて、『専業主婦が5年で3000万円貯めたお金のルール (sasaeru文庫)』という本を見つけました。

お金をためるなど、書いてある本は昔からたま~に読むようにしているのですが、久々に読んだコレは時代の変化を感じました。

今まで、こういったためるという話の本の時、節約の仕方などが書いてある…という本が多かった。だけど、それにこの本は「投資の力」も入ってる…。ということで、購入して読んだのでした。

今や教科書にも「株式投資」は表示される…そんな時代ですが、使い方+貯め方+増やし方。銀行に貯金していればいい…と、昔の人(バブルはじける前の貯め方)のやり方を子に伝え…とうまくいかないジャン!なんて思っている30代40代…を見て貯めるのが趣味とか言う人が多いらしい20代?

と、この本にはエンゲル係数のことも取り上げてありました。

この本によると、エンゲル係数を25%以下にする!何だそうです。

予算を最初から25%以下になるように組んでおくそうです。

 

一人暮らしをしている独身者のエンゲル係数は、よく分かっていないと80%越えしている…そんな人もいるんですよね。

 

この本を読んで、これは面白いなぁ~って、この著者の造語?「コンビニ係数」

コンビニエンスストアで使う金額を20%以下にしたら、グーンと食費が下がったのだという文章が面白いと思ったのでした。

 

書いてある内容は教科書みたいにスタンダードな話を実践できるように書いてあるという本と思いました。

きっと、これに書いてある本に「でも…」なんて言う時点で貯まらなくて当然!と言われそうなくらいに。これって会社などの会計などの本にも似ている…くらいな中身と思いました。ただ、これって学校で学ぶものでなく、ホント家で教わるか、お金払って学ぶ以外ご縁を持ちにくい学びなのかもなぁ…。

私にとっては、今は記録ちっともしてません。だけど、小さいころ小づかい帳を書かないとお小遣いをもらえなかった。収支があっているのも見せないといけなかった。

脱線。

 

 

 

この図は面白い。2011年のものとかないかなぁ…。

 

 

エンゲル係数はまだ指標になるのかなぁ…?

 

 

痕跡残らぬ農作物の遺伝子組み換え

遺伝子組み換えの痕跡が全く残らない新しい遺伝子組み換え技術が登場しているんだそうです。

2012年8月28日日経新聞。

 

新技術で開発したリンゴは、植物ウイルスを利用。リンゴの開花時期を早める技術を確立したんだそうです。早めるって…?と思ったら、なんと開花まで通常5~10年かかっていたリンゴが1か月から2カ月で開花するんだそうです。

凄い!

 

だけど、そんな風に遺伝子組み換えの際の技術が発達していく…いいことだろうけど、イメージはいいように持てないなぁ…。

遺伝子組み換えをする際、遺伝子を切断するのに「人工ヌクレアーゼ」を利用すると、遺伝子の情報が一部無くなる突然変異が起きることを防げると突き止めたのだそうです。

 

そんな技術を使って、アレルギー原因になる遺伝子を壊したコメ開発にも乗り出しているんだそうです。

 

どう考えるか…?

2011年9月に欧州委員会はスペインで会合を開いたり、対応を検討しているのでしょうね。

 

日本では?

 

跡が残らないってある意味凄い。

これって、もう、遺伝子組み換えだからどんな食物ができるか…と、大豆みたいに調査してもわからないってことですよね。

 

遺伝子組み換えの跡が残っていないって、ある意味本来の原種みたいな存在を脅かしそうにもあります。普通のリンゴで販売されても、花の月具合が違う…とか、成長するまでに起こることのレベルが変わったなぁ…とも会わされました。

コンピテンシー

コンピテンシーとは…と調べていた2007年に見つけてコピーしていた資料たち。

感激!と、まだネット上に上がっていました。「仕事で成果を出せる人・出せない人

粕谷茂 コンピテンシー

 

「本日入社されたみなさんおめでとうございます。みなさんの中で,この会社が自分に合っていないと思った方は,すぐ辞めていただきたい。それがみなさんと会社の両者にとって幸せだと考えるからです。試庸期間の意味はそういう意味です」 20 数年前の 4 月 1 日のソニー本社講堂での盛田昭夫元会長の祝辞である。

 

なんて始まり方の入社社員への言葉でしょう…と思いながら、読み始めたのを思い出します。

 

この中にあった、「学校名不問採用制度」の採用。

なぜそんなことをするようになったのかということが書いてあって、

当時、新入社員は学校推薦で入社する人が多く、自分で何がやりたいのか明確な人が減少傾向にあったんだそうです。

へぇ~と読んでました。

ソニー内には以前から盛田昭夫元会長の「学歴無用論」や大賀典雄前会長の「小学校低学年成績本質論」があったんだと書いてある…。こんなところにも関心を持ちました。

だけど、一番はぁ~…そんなんで大学行くから、お金の無駄な人が多い…なんて思わされた文章。

 

先日,あるテレビのインタビューで就職活動中の学生さんたちが,「ソニーのような学校名不問採用制度を怨んでいる」と発言していた。学生さん曰く,「有名企業に入社するために,有名中学,有名高校,有名大学と人生を犠牲にして勉強してきた。入社基準が変わるとは夢にも思わなかった。僕らの人生は何だったのか。」目的が一流大学,一流会社に入ることであった。この制度の提案者を明かすと怨みの矛先が私に向くかも知れないが,敢えて記述した。

いまだに耳にする…「いい大学」「いい会社」

まだ変わらないか…って思いながら、だから…5年前の文章を捨てないでいたら、まだ古くないかもしれない…と思われた。

 

私がコピーした理由は、コンピテンシーについて企業の立場で書いてあるということ。歴史も載っていた。

1970年代 米国の心理学者のマクレランドによって初めて提唱された考え方

発端は国務省の外交官採用試験でテストの成績と業績との間に相関が見られないことで困っていたことによる。

マクレランドは次のようなアプローチを考えた。
(1) 明らかに高業績の人をサンプルとする。
(2) 成功・不成功の分かれ目となった出来事について,高業績者がどのようなことを感じ,考え,行動したかの事実を明らかにする。
(3) 高い業績に結びつく要因を探し出しスコア化の可能な尺度を作成する。
1990 年代になり米国企業の競争力強化が叫ばれ,日本企業への学びやリストラクチャリング,IT の活用等競争力強化のためコンピテンシーに注目するようになった。一方,日本企業でも 1996 年ごろより富士ゼロックス,アサヒビール,武田薬品等で導入検討が始められ 99 年より本格的に導入され始めた。

 

「”創造性”は、すでに存在する情報の処理や分析から出てくるものではない。それは人間の思考、絶え間のない洞察力、そして多くの勇気が必要である。」

創造性=思考力×洞察力×勇気

 

こんな文章などを拾い集めていたのでした。家庭科で教える…情報で教える…問題解決力の必要性と生徒に説くために。

 

(1) 何をやりたいのか常に好奇心をもつ。
(2) 高い目標にチャレンジし最後までやり遂げる(ただし,上司は失敗に寛容であれ)。
(3) 文献は 100%信用しない(ブレークスルー条件)。
(4) 自分の時間を創造する(トヨタ生産方式のムダドリを常に意識せよ)。
(5) 既成概念にとらわれない頭脳の若いメンバーをチームあるいは協力者に加える。

上記5つはNHKで放送された「プロジェクトX」に出てきた偉業の条件にほぼ一致していたと紹介されていたこと。

 

同じくコピーを持っているけど、もうデータをネット上では探せないかなぁ…

NTTデータ経営研究所のコンピテンシー評価制度というもの。2007年1月に発見してコピーしたようなものはもう古いよねぇ…

自分のために本当に読み返して大切だなぁ…と思わされてます。見つからない代わりに、下記のものを発見!

 

 

“Old Age”から“New Age”への胎動

“Old Age”から“New Age”への胎動|経営研レポート 2012|NTTデータ経営研究所

この中にある図表1に社会経済リスクとして、現在、顕在化すると影響が大きい様々な想定されている社会リスクが紹介されてました。

(主な事象)                 (影響)

○ 先進国ソブリンリスクの高まり ⇒ 財政出勤による景気回復が困難になる

○ 新興国のバブル崩壊リスクの高まり ⇒ 先進国は新興国需要による景気回復が困難となる

○ エネルギー・食糧の国際商品価格高騰リスクの高まり ⇒ スタグフレーションの状況へ

○ 異常気象、地震、火山噴火など世界的に大規模な天変地異の発生リスク ⇒ 地域社会の混乱、先行き不安

○ 市民による長期独裁政権打倒や財閥批判の高まり ⇒ 地域社会の混乱

とりあえず、写してみるしかできてませんが、どれも起こりそう…というのか、いつ起こるかだけだなぁ…って思わされました。

 

国民総幸福量(GNH: Gross National Happiness)の向上を目指すという考え方

国民総生産(Gross National Product, GNP)で示されるような、金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、精神的な豊かさ、つまり幸福を目指すべきだとする考えが今後主流になっていくのかなぁ…?

「足るを知る者は富む」(老子)
「寛容、慈愛」
「仕事に生きがいを感じる」
「家族との生活に幸せを感じる」

ブータンの国民総幸福量の高さ、日本では報道されて、ブータン国王が来日されたりと注目を浴びましたねぇ…。

そんなことが、経済の話に載ってきている…そんな凄さも感じます。今まで、こんな感じのレポートで見たことがなかった。

 

 

“New Society”のビジョンって何でしょうね?

清廉潔白で、つつましく、分かち合うような社会・政治・経済を目指すべきか…そんなことが書いてありましたが

“Old Society”に対して、分かち合い、利他主義で、フェアな社会を追求し、国民総幸福量の向上を求めるようなものが21世紀的な新たな社会経済の価値観であり、このような“New Society”を今後具体的に構想していくことが求められている。

そんな風にまとめてあるのを目にすると、ギラギラ脂ぎっている…のではなく、今回のオリンピック選手団みたいな感じなのかなぁ…って思わされます。

 

“Old Society”

国内総生産向上追求の20世紀的な価値観

弱肉強食、利己主義的、アンフェアな社会構造のもと、もっぱら経済発展、企業利益追求で、物質的豊かさ・金銭的豊かさを追求

Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグ氏は、「より透明性のある世界」「より公正な世界」を実現するためにFacebookのサービスを展開していると語っている。単に起業し、株式公開をしてお金もうけをするということではなく、なかなか高邁な志である。インターネットの進展が“Old Society”から“New Society”へのパラダイムシフトを加速化させているのであろう。

なんだそうです。

 

確かに、自分の考えを伝えたいと思っていても、昔は活版印刷して本を出す…タダではできないことでしたね。今も、インターネットの進展で、自分の考えを伝える…安くなっているなぁ…。

こんな文章を読みながら、私のブログを広めようとしてくださった方のおかげさまで広まっている。以前、一日600とかメールが来て、携帯していたアイフォンがメール受信だけで電池切れに…。メールだけは残っているけど。ビックリしました。

 

貨幣価値として物事を見たときには、出している人と求めている人の関係で決まる…そんなところで、赤字になってでも印刷し続けて自分の考えを広める努力をしなくても、できる時代ですね。

また、私は自分のためにやっていることが、同じ情報を求めていた人に役立っている…ってラッキーと思いますが、その情報提供をサービスとしてお金をもらう人もいて当然かもしれませんね。

 

この書いてあるパラダイムシフトが完全に起こっていくのなら、身につけておくべきことも変わりそうです…。

 

本当は、後1種類コピーしてとめていたプリントたちがあります。

そちらは、コンピテンシーの活用ということで書いてあります。

コンピテンシー成果主義

現在までの組織運営は終身雇用制時代の「年功序列」から「能力主義」へ、そして「能力主義」から「成果主義」へと写り、近年は「コンピテンシー成果主義」へと移行されてきています。

なんて書いてあるのですが、この印刷した紙には全くどこの誰の出した文章ってメモをしていません…というより、印刷したサイトがわからない…。

坂口正子(大阪クラブ)と書いてあります。この方は作者不明の全体の作者なのかも…。

キーワード検索凄い!感謝です。

見つけました。ワードのデータがいきなりダウンロードかかるサイトでした。

www.eurus.dti.ne.jp/~s-masako/competency1.doc

見つかるものですねぇ…凄い。

このサイトは全て、ダウンロードにしかならない…ビックリです。

http://www.eurus.dti.ne.jp/~s-masako/education.htm

 

ずっと目に付いていたプリントの束が、まだ全部データがネット上にありました…。

 

この次の話は…?というところですね。

 

2012 コンピテンシーというキーワードで最初に見つけたサイトはこれ。

2012年に人事として成長するための6つのコンピテンシー

Exclusive: The six competencies to inspire HR professionals for 2012

このサイトを抜粋して訳してあるのですねぇ…と、思いながら、気になったこと。

ホント、どんな人が求められているのか…?という視点で、どんな生徒に成長できればいいのか…と見ていたからこんなデータを集めていたことを思い出しました。だから人事の話ばかり…。

 

グローバル人材とは何か

コンピテンシーとコンテクスト

 

気になって見ました。

グローバル人材育成委員会

Global Human Resource Development Committee of the Industry-Academia Partnership  for Human Resource Development

おっと、経済産業省のサイトに飛んじゃった。感謝です。つながっていきました。

途中切断かかっていても、見つかることに感謝です。

 産学人材育成パートナーシップ グローバル人材育成委員会 報告書の概要

面白い書き出しでした。

背景① 世界市場で存在感を失いつつある日本企業

いきなり背景①がコレ…

背景② 「内向き」な日本の若者

そうですねぇ~と読むしかありません。

背景③ 更なるグローバル化が必要な日本の大学

宮崎かに海外の講師陣率の高い大学があると新聞で読んだ気がします

背景④ 海外展開の最大の課題は「人材」

わかりやすい。

国が求めている話は、与党が変わってもさほど変わらない気がする。だけど、前の人たちの言ったことを否定からはじめないといけないってするから、無駄な時間が過ぎて後手後手になっているところがあるのでは?と思わされますね…。

その前の求められる能力と大差がない気もする。

 

多分、このあたりを意識して、自分の子どもを教育するとかしていくのなら、時代についていけてるかもしれないけど。

いい高校に行けば…とか、いい大学にいけば…とか、場当たり的に対応していても、意味がない。

 

特に、この中の能力として上げられている力が不足している…昨日のニュースでも出ていた。

理科の先生らしき人が言っていたのを聞いて、塾と一緒じゃん…と思ったのは、実験結果を教えておいて実験する。

ん…変化への関心というより、そうなって当たり前でしかないんだ。

私が塾のアルバイトで、実験助手をしてゲンナリした光景を学校でやっているということをしりましたね。

また、理科が将来に役立つと考えている人が少ないという…それも面白い。

教える人間自体が科学と生活との乖離があるからでしょう。

家庭科の先生の科学との乖離もあるけど、それよりも理科の先生の生活との乖離。どちらの方が確率高いかなぁ…。

物理理解できない家庭科の先生も多いだろうなぁ…とか、思いましたね。

物理化学を高校で学んで、管理栄養士養成課程ってだけでも、確かに珍しい人だったもんなぁ…。

教育学部の家庭科教員養成コースなんて文系の人ばっかりでしょうね…