NATO

昨日、日経新聞の「春秋」を一瞬、ちら目したとき、「NATO」って… North Atlantic Treaty Organization 北大西洋条約機構だよねぇ…今頃に出てくる話題として何かあったっけ?と思いました。

 

違ってましたね。

 

新語なのだそうで…

誰が作ったんだろう?

 

桑原政則さんのブログなのかなぁ…「日本経済はアジア進出で元気に」(2012/9/2)という中にも出てきていた。

ただ、こちらの趣旨と日経新聞とは違う気もする。

多数の実例や数字を織り交ぜて、「空洞化の恐れは幻想」「国内でじっとしているのが最悪」「むしろ元気のいい日本企業がアジアに展開することで、その企業がもっと元気になり、日本経済も活気が出る」と論じて余すところがない。

そんな感じで書いている最後にNATOのことが触れられていた。

一方で日本企業の欠点を指摘し、注文をつけることも忘れない。アジアの一部での日本企業の別名は「NATO」。「ノット・アクション、トーキング・オンリー(話すばかりで行動しない)」の略語だという。日本企業とアジアへの熱い思いを満載した、現場からの報告書である。

経済産業省で企業のアジア進出を手伝っている松島大輔さんが書いている著書に出てくる新語?日本では新語だけど、桑原さんのブログを読む限りにおいて、東南アジアで言われている隠語?

空洞化のウソ――日本企業の「現地化」戦略 (講談社現代新書)』に出てくるみたい。


アジア視察ツアーはいつも経営者で満員。しかしその場で何かの約束が成立することはほぼない。「持ち帰って検討する」と語る日本のトップを見て、先方の大臣が著者に問いかけたという。「社長や会長の上に誰かいるのか?」

という新聞の文章を見て、確かに…と思って読んでました。視察ツアーと称した観光旅行だったんじゃない?なんて思って読んでました。そうでなければ、決定できるくらいの判断力ある人がいくでしょ…。多分ね、独断で行うにはハードル高い話だけど、やらないと未来がないのかもしれない…と迷っているのだろうなぁ…そんな推測を日本人はするのかも?

 

アジア進出に対しての懸念もあると思うのです。言葉の壁とか、文化の壁とかね。そして、それを克服して進めると言えるだけの人材が自分のところにいると即判断できていないだけでは?なんて思わされます。ツアーの参加者の平均年齢をあげた方がこの傾向分かりやすいのでは?とも。

 

最近、ベトナム人の間で NATOという 言葉が流行っている。 

と、書いているブログ発見!ウォルポールのブログとあります。2011・12・15のもの。

日本人は働かない

とも言われていると書いてある…。勤勉な国と言われていたのにねぇ…そして、勤勉にやっている人もいる…読んでかつての日本がヨーロッパやアメリカに対して評したりした文章「○○人は働かない」に似ているねぇ…

 

2011年7月25日のアジアブログ

何かと比較される韓国人と日本人

一方、その頃の日本は経済の低迷期にありながら、まだ、ほとんどが日本国内だけを見ていて危機感が薄かった。
まだまだ余裕があると錯覚した分、海外進出で韓国より遅れをとった。
震災がなければ、危うく“ゆで蛙”になるところであった。
こういった行動は、アジアの現地では、ハッキリとしたコントラストとして対比されるケースが多い。

韓国の経営者は決断、行動が速い。
日本の経営者の決断は遅い。
従って、チャンスを逃す。
“いい奴”なんだけど決断できない。

こんな印象が定着してしまっているのである。

と書いてあります。

震災のお陰で「ゆでガエル」にならずにすんでいるという発想は、とってもポジティブ。

 

インターネットスラングというサイトがあるのですね。こちらに載ってた…。

NATO ”North Atlantic Treaty Organization” or “No Action Talk Only”

 

日本はNATOと呼ばれているそうだ。納豆ではない!NATOだ!
その意味は、NATO(No Action Talk Only)で調査ばかりして、実行しないということ。リスクを嫌うサラリーマン社会構造の日本を象徴している。

2012年03月02日に書かれているブログ?によると2月29日に産経新聞に書かれているらしい。

ベトナム企業とはホアンアインザーライであるというコメントにも関心を持ってみました。

 

なんでベトナム語なの?と外語大でベトナム語を学ぶと選んだ友達に尋ねた時、これからどこの国の言葉を覚えたらいいか…と、ベトナム語だと船に乗って世界を回っていた父と話して決めたという話の先見性の凄さを以前聞きながら思ってました。文化の違いと共通点…そして、私はベトナム語はわからないけど、友達を通じて出会ってベトナム人と話して思ったこと。日本は確かにおっしゃる通りにひ弱かも…。日本で出会った日本の大企業で働いているベトナム人たち。もう10年くらい経つんじゃない?

 

聞いていて思ったことは、タフさが必要なのかもなぁ…。サバイバルに生きていく力があった昔の日本人と今の日本人?違うんですよね。昔の日本人男性と今の日本人男性だと思います。

女性は…、今も昔も変わらないかも…どちらもタフ?どこの国も女性はタフなのでは?なんて思うくらいです。

 

父が弟たちと私と育て方を変えるように母と話していたそうで…

娘は大切に…

息子はハングリーに…

そう育てていたらしい。それでも、おとなしい娘ではなかったせいか、弟たちとは明らかに違う対応をいただきながら学んだこともあるなぁ…。それは、父の考え方とは別に、母の考え方もあったということ。

母は意識してか、無意識か、学んできていたものがある。江戸から明治になって…といろんな変化を100年以上前の話のはずなのに…と思いたいけど、母はそんな頃の価値観等も引き継いで…という姿を見て、父もそうだったんだろうなぁ…また、他の人達も…。本人は意識していなくても、脈々と新しいものを入れようとしない限り、自分の中にある学びの流れ…を意識させられる。そして、他の人も同様なのだろうっと思うと、衣服は一代で変われると言われるけれど、食は三代と言われたりする…実はもっと変わらないものがある?なんて思わされます。

無意識の世界が継続的に残ることを思わされますね。

 

幕末に討幕を目指したお国柄のある土地で根付いている風潮というものがあるのかなぁ…?なんて思いなども湧くのでした。

 

NATOは、決して日本人を指す言葉ではないみたいだけど、NATOイコール日本人にならないことも大事かもね。

即断即決の話の記事を見ながら、先日後継者がいない…と社長になる人がいない話をテレビで見たことも思いだした。

 

家のローンが払えないのなら、自分が死んで保険で…という発想をしてしまう男性をつくっているのは、女性かもね…と思います。

NATOをつくりだしているのも…実はパートナーかも?

潰れたら一からやったらいいんじゃない?なんて、潰れてもどうにかしそうだと思える男性には、どうにかしそうだと信じる周囲の人がいると思います。信じるって強いですね。

 

かつて、会社が潰れたら一緒に潰れそうね…とある男性に言ったら、そうだと思うと返ってきた。ん…今どうしているだろう?

 

私の中では、いい時も悪いときもあるのは当たり前…って感覚は育った環境でしょうねぇ…。年功序列的に給料右肩上がり…そんな環境で育っていない。私ですら、そんな感覚。弟たちは…正直、我が弟たちの凄さは、弟たちが父みたいな男はいないと言っていたけど、そんな父から学んだことを体得していることが凄いなぁ…って思います。

父のようになるなと育てられている男の子たちにとって、どうなったらいいのか分からなくなったら…保身に走るのでは?なんて思うのです。

そういう意味では、母の凄さも思います。

 

そんな風に思うと、時代にあっていない家庭環境と思っていましたが、時代にあっているのかも…。

身に付けている無意識の価値観、説明してもらえない…。

こんな仕事をしていなかったら、私も分析したりしてないかもな…。

投稿者:

nova

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