サルヴァトーレ・フェラガモ

忘れる前に書いておかないと…とフェラガモ。

 

もう忘れてきている…

9歳で靴を作りはじめて

11歳の時、自宅で靴屋を開業。

結構繁盛して、15歳でアメリカに靴の修業?

アメリカでは靴を手作りから工場生産になるところ。ボストンで、映画用のブーツをつくったのが流行るきっかけになったんだそうです。

足を痛めない靴をつくるために、南カリフォルニア大学で解剖学を学んで土ふまずの部分をケアしてあげるといいとか言っていた…テレビ番組で見ていたのです。

注文がたくさん舞い込んでも、一緒に手作りをするような靴職人がアメリカにはいなかったから、イタリアにもどって店を開いたって言ってました。イタリアでは職人がいて、分業制を取り入れたと。

サルヴァトーレ・フェラガモ

フィレンツェのミュージアムにて「マリリン・モンロー展」を開催している話が放映されて、その中で、衣装もだけど靴が展示されていた。

 

マリリンモンローの靴のレプリカ?も限定で販売されているってあった。

 

今どのように靴がつくられているか…等も放映されていて、そんなブランドなんだ…と学んだのでした。

 

8月15日(水)18:57~21:54  「笑コラ!遂にバルセロナ新支局も開設!ローマ支局と地中海はおまかせよ3時間SP」

 

「フェラガモの靴」と、バブル絶頂期などよく耳にしながらも、全く関心なくいたけど、そんな風に研究しながら作っているんだ…と思うと、知るって大事だなぁ…と思わされました。

忘れてしまう前に記録しておかないと、随分たったので記憶がボケますね。

 

 

 

 

 

 

 

カットソー

カットソー・シャツブラウス

「カットソー」は、「カット&ソーン」を省略しt業界で一般化している言葉。

ただし、この当時…って、この本が出たのは1995年、「カットソー」という言葉は一般のお客には浸透していないと書かれています。

今は?

Tシャツ、トレーナーという言葉の方がポピュラーになってます。

カットソーもニットと同じように意図を編んで作るウエアですが、大きな違いがあります。

カットソーは、布と同じように裁断・縫製ができるという点です。

元来は下着やスポーツウエアに用いられてきましたが、近年はカジュアルファッションだけでなく、幅広く使われるようになってます。

 

ということで、カットソーはTシャツやポロシャツなどの大分類。

なのに、Tシャツとは違うとか、わけわからないことを言う人がいっぱい。というのも、この言葉が新しいからですね。

Tシャツ、ポロシャツはダメ!というのに、カットソーはOKという話が通る?それはジャージやスエットパーカ等ってことになるので、運動部?体育会系?それ以外でなら、昔ならチーマー(今もいうのかな?)とか、暴走族でそんな恰好で集まって…という方々を目にする時はありますね。

カットソーという響きだと、ラフなイメージがないというのでしょうか?まぁ…カットソーと言えばニット地であれば何でもOKということですね。

 

【Tシャツ】

身頃と袖の形がT字のようになる半袖の綿シャツ。

本来は下着だったが、50年代に映画の中でジェームス・ディーンがジーンズとの組み合わせで着用して以来、カジュアルなトップとして普及。

【ポロシャツ】

ポロ競技のユニホームから生まれた襟付きのカットソーシャツ。

鹿の子編みの綿素材を使うのが一般的。

ポロカラーと呼ばれる前立てに2~3個のボタンがついたリブ編みの折り返し襟が特徴。

【ボーダーTシャツ】

横縞入りのTシャツ。

紺×白のボーダTシャツは、マリンイメージの強いアイテムとして定着している。

【タンクトップ】

初期の屋内プールをタンクと呼び、そこで着用された水着をタンクスーツ、水着の上部分をタンクトップと読んだのが名前の由来。

Uネックで袖なしが基本的な形となっている。

【ランニングシャツ】

陸上競技などで着用される、袖なしで襟ぐりの深いカットソーシャツ。

【ヘンリーシャツ】

○首の前中央が途中まで開いてボタン留めになっている。

ヘンリーネックラインが特徴のカットソーシャツ。

【ラグビージャージー】

ラグビー選手が着用する、見ごろが色無地、または太い横縞入りのジャージーシャツ。ラガーシャツともいう。

【トレーナー】

トレーナーは和製英語。

正式な名前はスエットシャツという。

吸湿性のよい裏起毛した厚手のメリヤス地を使う。

元来は、スポーツ選手が身体を冷やさないように運動の前後に着用したトレーニングウエアだった。

丸首、長そで、裾にリブを用いたデザインが基本。

【スエットパーカ】

トレーナー(スエットシャツ)にフードをつけたもの。

【スエットパンツ】

裏起毛した綿ジャージで作られたパンツ。

ウエストはゴムやドローストリング、裾はリブ編みとなっている。

【ミドリフTシャツ】

「ミドリフ」は「横隔膜」という意味で、横隔膜が見えるくらいの短い着丈のショートセーターのこと。

【ちびTシャツ】

身体にフィットするようにわざと小さいサイズで作られたTシャツ。

ストレッチ素材も多くつかわれる。

着丈も総じて短い。

ビタT、ミニT等が同義語。

 

『ファッション販売ガイドブック 1995年5月20日発行ファッション販売5月号別冊』を参考。

 

スーツ

スーツワンピース

スーツ

基本的にジャケットとスカート、ジャケットとパンツを同素材で展開したアイテムのこと。

本来はスーツと言えば、通勤着や外出着といった決まった場面で着用するためのアイテム。

しかし、重いスーツを嫌う傾向が強まる中で、ジャケット以外のアイテムをキーアイテムとするスーツや、カジュアル感覚のスーツも増大する傾向にある。

組みあわせるアイテムのバリエーションの広がりや、従来のスーツとは異なる新しい売り方、新しい企画も登場している。

 

【テーラードスーツ】

「テーラード」は「男物風な」「紳士服仕立の」という意味で、肩パッドや裏地の付いた堅い感じのするジャケットのこと。

このテーラードジャケットとスカート、またはパンツの組み合わせ。

【マニッシュスーツ】

メンズ風の素材や柄を用いたテーラードスーツをこのように呼ぶ。

ベスト、ネクタイ、シャツなど、コーディネートでマニッシュ感覚の表現をすることもある。

【アンサンブルスーツ】

「アンサンブル」は「統一、調和」という意味。

上下動素材、同柄でつくられるスーツは異なり、柄×無地(柄の中の1色)のように、全体の統一感を考えられて作られた2種類以上のアイテムの組み合わせ。

例えば、グレー×白ストライプのジャケット+グレーのワンピースの組み合わせなど。

【スリーピース】

「スリーピース」は「三つ揃いの」という意味で、通常のスーツがツーぷ―巣であるのに対して3種類のアイテムを組み合わせたもの。

【セットアップ】

「セットアップ」は「組み立てる」という意味。

例えば同素材で作られたジャケット3型+スカート2型の中から、お客が気に行ったジャケットとスカートの組み合わせを選ぶことができるように、通常のスーツよりも選択幅の広いツーピースのこと。

このような企画をスーティングと呼ぶこともある。

【パンツスーツ】

ボトムとしてパンツを組み合わせたスーツ。

マニッシュ感覚のスーツやキャリア感覚スーツで多く見られる。

【キュロットスーツ】

ボトムにキュロットを組み合わせたスーツ。

【ベストスーツ】

上物としてジャケットではなくベストを組み合わせたスーツ。

【コートスーツ】

上物としてジェットではなくコートジャケットを組み合わせたスーツ。

【ブラウススーツ】

上物としてジャケットではなくブラウスを組み合わせたスーツ。

【ミニスーツ】

ボトムにミニスカートを組み合わせたスーツを一般的にこう呼ぶ。

この場合、ジャケットデザインは限定されない。

【シャネルスーツ】

ココ・シャネルが考案したスーツ。

一般的にカーディガンタイムのジャケットとスカートの組み合わせ。

袖口、ネックラインにそってブレードの縁取りをしたデザインが特徴となっている。

また、シャネルツイードと呼ばれるミックスツイードを用いることも多い。

【スーパーメリットスーツ】

取り外した可能な襟やカフスの組み合わせによって、1着で10通り以上のコーディネイトができる汎用性の広いスーツ。

元来は、イズムインターナショナルというアパレルメーカーが考案した。

「スーパーメリット」は「長所(=メリット)がたくさんある」という意味。

【タキシードスーツ】

メンズのフォーマルウエアであるタキシードをヒントにしたスーツ。

タキシードのように、襟にシルク(特に、光沢のあるサテンやタフタ)を用いるのが特徴。

【ニットスーツ】

ニットで作られたスーツ。セーター+スカート。カーディガン+スカートの組み合わせが多い。

【カーディガンスーツ】

ニットカーディガン+スカート、ニットカーディガン+パンツの組み合わせのスーツのように、カーディガンをキーアイテムとするスーツのこと。

【カットソースーツ】

カットソーで作られたスーツ。デザイン性の高いトップ+スカートやトレーナー+スエットパンツなど多彩な組み合わせがある。

『ファッション販売ガイドブック 1995年5月20日発行ファッション販売5月号別冊』を参考。

 

 

ジャケット

ジャケット

主要となる服種の中でも、最もアイテムバリエーションが広いジャケット。

アウターウエアだけど、防寒性、ファッション性だけでなく、どのような生活場面で着用するのかということが、素材デザインに大きく表現されてくる。

通勤着として着用したり、改まった外出のために着用する場合は、18世紀や19世紀に原型ができていたアイテムが柱になる。

これらのアイテムは、かちっとしたシルエット表現が重視。

1970年代以降に登場したソフトなシルエット表現のジャケット。

ウィークエンドに着用したり、カジュアルに切るジャケットは、スポーツウエアやアウトドアウエアをルーツとするアイテムが多くなっている。

 

【テーラードジャケット】

「テーラード」は、「男物風な」「紳士服仕立の」という意味。

肩パッドや裏地が付いた堅い感じのするジャケット。

1列のボタンで留めるシングルブレステッドと、2列のボタンでとめるダブルブレステッド。

テーラードに対応する「婦人服仕立て」はドレスメーキングという。

 

【ブレザー】

テーラードジャケットを基本としながら、よりルーズフィットで、スポーティに仕上げたフランネル性のジャケット。

メタルボタン、パッチポケット、エンブレムなどが特徴。

本来、紺や濃い赤、茶など派手な原色、太いストライプが用いられるが、いわゆる婚ぶれが最も一般的。

 

【チュニックジャケット】

「下着」を意味するラテン語の「チュニカ」が語源。

古代ローマ時代に着用されていた。

膝下から足首までの長さの円筒形の服のこと。

現代ではヒップから膝具ありまでのほっそりした円筒型シルエットの上着を言う。

この下の文章は、サイトから。http://www.mode21.com/fashion/tunic.html

チュニック・スーツは、長い丈のジャケットと共地のパンツかスカートの組み合わせとなったスーツのこと。チュニックは、冒頭の意味以外にも、古代以来の貫頭衣(かんとうい)型の衣服の意味ももち、ここでは、スリークォーター・レングス(4分の3丈)のロング・ジャケットをさす。

 

ん…図間違えているかな…

ロングとルソージャケットの図かも…?

 

【ロングトルソージャケット】

「トルソー」とは、身体の「胴」の部分を指す言葉。ロングトルソーは「長い胴」すなわち、ヒップが隠れるくらいの長さで、ソフトに身体を包み込むシルエットのこと。

【ノ―カラージャケット】

襟がないジャケットのこと。

ラウンドネックやVネックなど、ネックラインの変化がデザインポイントとなる。

【ショートジャケット】

北家がウエストまでの短いジャケットのこと。

横隔膜が見えるぐらい短いと「ミドリフジャケット」「マイクロジャケット」などという。

【ボレロ】

スペインの民族衣装がルーツの、丈の短い前開きのジャケットのこと。

闘牛士が着用するモノは「マタドールジャケット」「トレアドルジャケット」と呼ぶ。

【ペブラムジャケット】

シェープしたウエストから下の部分にフレアを入れた女らしいシルエットのジャケットのこと。

【スペンサージャケット】

ウエストがシェープされた、丈の短いジャケット。

スペンサーの由来は、イギリス貴族のスペンサー伯爵にちなんだもの。

【ルダンゴトジャケット】

18世紀に男性が着用していた乗馬服(=ライディングコート)に由来する。

見ごろは身体にそってシェープし、裾に向かってフレアが入るフィット&フレアシルエットが大きな特徴となっている。

【ノーフォークジャケット】

19世紀後半に、イギリスで狩猟用やゴルフ用に着用されていたジャケット。

原型は、ノーフォーク侯爵が着用していた狩猟服。

肩から脇ポケットにかけて 前後に配したボックスプリーツと、ウエストベルト、皮のくるみボタンなどが特徴。

【マオカラージャケット】

「マオ」とは中国の故・毛沢東のこと。

彼が着用していた人民服の襟をマオカラーと呼ぶ。

マオカラー(立ち襟と折り返った襟の両方がある)やチャイニーズボタンが特徴。

【コートジャケット】

コート素材で作った、着丈も通常のジャケットより多少長めのジャケット。

ジャケットとコートの中間に位置する。

【アンコンジャケット】

アンコンストラクテッド(非構築的な)ジャケットの略。

テーラードジャケットを基本に、肩パッド、裏地、信じを省略したソフトジャケットのこと。

【スクエアジャケット】

「スクエア」は「四角」という意味で、四角いシルエットのジャケットのこと。

ウエストがあまりシェープしていない、短い着丈、肩パッドでマークした肩線が特徴。

【ベルテッドジャケット】

ジャケットと共布で作られたベルトがデザイン要素として重視されているジャケット。

マニッシュ感覚の表現として用いられることが多い。

【ブランケットジャケット】

「ブランケット」は「毛布」のこと。

毛布のような厚手のウール地で作られた大きな幾何柄が特徴のジャケット。

元来は、北米インディアンが来ていた防寒用コートが原型。

【ウエスタンジャケット】

西部開拓時代のカウボーイが着用していたスエードジャケットが原型。

ショルダー部分のヨーク切り替え、袖や裾に付いたフリンジが大きな特徴。

【サファリジャケット】

「サファリ」は「狩猟旅行」という意味。

猛獣狩りをする際の狩猟服にヒントを得た活動的なシャツジャケットのこと。

エポーレット(肩章)、大きなパッチポケット、共布ベルトつきが一般的。

【ジージャン】

デニム地で作られたジャケット。

全体に施されたステッチワーク、両胸に付いたパッチ&フラップポケット、フロントプリーツが特徴。

【カバーオールジャケット】

従来カバーオールズはアメリカの自動車修理工などの作業用のつなぎのこと。

ツナギをカバーオールスーツ、上着をカバーオールジャケットと呼ぶ。

洋服の上に重ねて着ることからこの名前がつけられた。

素材はデニム、キャンバス等が使われる。

【ライダーズジャケット】

バイカー用に作られたレザージャケット。

エポーレット(肩章)、ジッパーフロント、ジッパー付きのポケットや袖口、裾に付いたベルトなど、ハードイメージのデザインが特徴。

【フィールドジャケット】

元来は陸軍の野戦用だったが、丈夫な素材を用いているため、防水性に優れ、たくさんのポケットによる機能性の高さから、釣りや狩猟用として広がった。

近年は、アウトドア感覚のアウターとして人気が高い。

【マウンテンパーカ】

登山用のフード付きジャケット。

フード、コードで縛れるウエスト、マジックテープ使いの袖口やポケットなど、防風性、防水性、防寒性の三拍子そろった機能性が特徴。

【アノラック】

ナイロンやギャバジンなどの防水加工された素材で作られた、防風、保温の目的で着用されるフード付きジャケット。

エスキモーが着用した「アノラク」という上着が語源。

【ウインドブレーカー】

元来は、野菜選手やゴルファーが防寒・防風の目的で着用するジャンパー。

ナイロンや防水加工された綿で作られる。

スポーツアイテムのひとつとしてカジュアルウエアでの人気が高い。

【スタジアムジャンパー】

本来は、野球選手がスタジアム(競技場)で着用する防寒用のジャンパー。

ベースボールジャケットともいう。

身頃がメルトン地、袖がレザー、襟、袖口、裾がリブニットで、胸や背中にチーム名のロゴ文字やマークが付けられている。

【スイングトップ】

ゴルフ用のジャンパーを指す和製英語。

襟付き、ジッパーフロント、ラグランスリーブが特徴。アメリカでは、トリズラージャケットと呼ぶ。

【フライトジャケット】

1930年代以降、アメリカ軍が開発したパイロット用のジャケット。

高空域という過酷な環境に耐える防寒性、耐久性に富んでいる。

A-2、MA-1、N-3Bなどが代表的な品番。

現在はサープラスウエア(アメリカ軍の放出品)の人気アイテムとして定着している。

【ダウンベスト】

羽毛を詰めてキルティングしたベスト。

【ダウンジャケット】

「ダウン」とは鳥の羽毛のことで、軽く、保温性が高い。

主にナイロン字で、中に羽毛を入れたジャケットは、本来アウトドアアイテム高が、近年はカジュアルアウターとして人気が高い。

【フィッシングベスト】

釣り用のポケットがたくさんついたベスト。

着丈はウエストよりも短い。

厚手のセーターなどの上に着用するが、その便利さからアウトドアウエアとしてばかりでなく、カジュアルウエアとしても人気が高い。

【ベスト】

ジャケットとシャツの間に着用する、袖のない道着のこと。

ベストはアメリカでの呼称。イギリスではウエストコート、フランスではジレという。

スーツと共布ではない素材のベストをオッドベストということもある。

【プードルジャケット】

まるで犬のプードルの毛並みのように見えるフェイクファー素材を用いたジャケット。

【フリースブルゾン】

「フリース」は「パイル上ポリエステル起毛素材」のこと。

元来アウトドアウエア素材として開発された。

保温性があり、軽くてイージーケアなので、カジュアルアイテムとして一気に拡大した。

 

『ファッション販売ガイドブック 1995年5月20日発行ファッション販売5月号別冊』を参考。

 

 

 

コート

ファッション

教えるために図等がわかりやすくて、説明に使えそうなもの…と購入していた本の図。

 

コート

コートは本来、防寒を目的とするアウターウエア(外側に切るものという意味)。

そこで、防寒性に優れたミリタリーウエアをルーツとするコートが基本アイテム。

防寒性という点では、素材をセールスポイントとするアイテムがある。

暖冬が続き、コート離れも言われているので、重い素材感が嫌われ、軽くて温かい素材感がクローズアップされている。

防寒性ばかりでなくファッション性を重視するコートもある。

 

【Aラインコート】

アルファベットのAの文字のように、裾に向かって広がっているシルエットのコート。

Aラインはクリスチャンディールが1995年に発表したもの。

それ以来、エレガンスファッションに欠かせないシルエットになっている。

フレアの分量によって、テントライン、トラべーズラインなどともいう。

【Xラインコート】

身頃がフィットし、シェープしたウエストから裾に向かってフレアが入っているフィット&フレアラインのコート。

アルファベットのXの文字のように見えるので、Xラインと命名している。

正式には、プリンセスラインやルダンゴトラインなどともいう。

【ピーコート】

原型は、婚飲めるトン素材を使ったハーフコート。

イギリス海軍の防寒用コートがルーツ。

会場の風向きにあわせて、左前、右前と変えられるようになったダブルブレストと大きな襟が一般的。

「ピー」はオランダ語の記事の名前に由来する語。

1920年代にシャネルがファッションアイテムとして流行させた。

【ダッフルコート】

目るトンなど圧でのウール素材を使ったフード付きのコート。

フロントをループ式のとっグルボタンで留める。

元来は北欧の漁師用だった。

第二次大戦中にイギリス海軍が使用し、戦後一般に普及した。

【トレンチコート】

「トレンチ」とは塹壕のこと。

第一次大戦中にイギリス海軍が防水コートとして開発した。

エポーレット(肩章)、ストームフラップ(右肩の雨の親友を防ぐ当て布)、チンウォーマー(あごを覆う布)、ケープドバック(背中のケープ上の当て布)などが特徴。

素材は、バーバリーと呼ばれる防水綿ギャバジンを使うのが基本。

【ステンカラーコート】

ステンカラー(第一ボタンを留めても外しても着用できる襟)、ラグランスリーブ、フライトフロント(比翼仕立てともいう、隠しボタン式のフロント)を特徴とするハーフこーつ。

ステンカラーは和製英語。

パルマカーン、パルカラーコートが正式の名称。

【フェイクファーコート】

「フェイク」とは「偽の」「ごまかしの」という意味で、まるで毛皮のように見える摸造毛皮のコートのこと。

【毛付きコート】

襟や袖口に毛皮でトリミングをしたコート。

一般的に多く用いられるのは、キツネやミンク、フェイクファー等。

【中綿入りコート】

表布と裏布の間に面を入れた防寒用コート。

ステッチで縫い合わせたタイプをキルティングともいう。

【非ウールコート】

ウール以外の素材で作られたコート。

レザー、スエード、ファー、フェイクファー、綿、中綿入りなどが含まれる。

【ベンチウォーマー】

スポーツ観戦用の防寒コート。

フード、ジッパーフロント、パッチ&フラップポケットが特徴。

ウインタースポーツの際、選手がベンチで待っているときに着用したことから、この名がついた。

【シープスキンコート】

羊の皮で作られたカジュアルな防寒コート。

毛皮の部分をうつ側に、外側を皮にして使用するため保温性に富み、中世から寒冷地域で着用されてきた。ムートンともいう。

【ササールコート】

1958年上映されたイタリア映画『三月生まれ』で、主演女優のジャクリーヌ・ササールが着用したコート。

テーラードでベルトと肩あてがついたベーシックなデザインが特徴。

【トッパーコート】

「トップ」とは「上部、常安心」を意味し、ヒップを覆うほどの木竹。

比較的ゆったりとはおるコート。

【タバード】

ジャケットでは寒いが、コートを着用するほどではない時期に用いられる半円形のケープ。

ショール、ストールが資格系なのに対して、タバードは半円形が特徴。

似たようなアイテムにポンチョ、マントがある。

【クチュールカラーコート】

ショールカラーでAラインのコートを売り場でこのように呼ぶ。

正式な用語としてはクチュールカラーという呼び方は存在しない。

 

ファッション販売ガイドブック 1995年5月20日発行より

 

被服分野を大学の時あまり勉強していたわけではないのに、被服分野を担当することが初任の時から多かった…。

仕方ないので本をいろいろ買った中のひとつ。

専門書ではイラストがあまり可愛らしくなかったのと、説明が難しかったので、私自身にとっても難しかった。

この本は、素材、色、品質…ってことについても、販売する人のために書いてあるから詳しい。

専門書にはない情報とかあって、あまり詳しくないのに初任校では、被服実習をしない被服をするように…という注文付きで担当したこともあって大変…と思った。

 

コレとユニバーサルデザインの服について書いてある本はとってもわかりやすかった。

科学データの本などは、被服素材を知る上ではいいけど、引っ張り強度などを授業で実験されている先生もいらっしゃったりするのは知っているけど、食領域ですらあまり実験をしたことはないなぁ…って感じです。全領域しようと思ったら、時間がかかって、その分野だけ深く…とできていたのは「家庭一般」の時。

あとは、「家庭総合」ではできるのかも…。「家庭基礎」では難しいなぁ…って思います。それをする位なら、縫うことを最後の確認でしたいなぁ…と思うくらい、中学校で裁縫していない人達多いから、玉止め・玉結び覚えていないとか多い。今は縫うことができない…って、ボタンつけをお金取ってやってくれるのには驚くけど仕方ないんだろうなぁ…。