H13.7.22と書いてある…って、購入日を記録してるもの。その後すぐに読んでいると思う本。
この本を読んで、どうしたらいいか…?と考えたことと正反対のことを金曜に言われた。教育大学出身の方から…。価値観いろいろだね…。
「見える学力」だけでは落ちこぼれる!
「見えない学力」なら、本物の思考力・応用力がつく!
「見えない学力」は、3つの要素から成り立つと書いてあって、3つ。言語能力と根気と先行体験
「見えない学力」が豊かになれば、想像的なアイデアや、人生を主体的に生きる知恵などを生み出す源泉ともなっていくと、全人格的な能力の基礎づくりだと書かれていたのでした。
「言語能力」を学力の基礎として上げてあります。子どもの言語能力は、親が子に語りかける言葉の質と、読書を通して築かれていくと。
読書の習慣の付いた子は、知的好奇心が強いので、学力の豊かな土壌を育てていく。逆の言葉の力の乏しいこの学力は決して伸びない。
この岸本さんがおっしゃるようなことが、「言語活動の充実」など言われる元なのかなぁ…。
「根気」というものは、家庭で仕事や役割を果たせる巳地上生活のしつけを通じて習慣づけられていくのです。親自身根気強いかどうかがカギだと書いてあります。
「先行体験」。体験がないと、いくら紙の上(教科書)で習っても、実のある学習にならないと書いてあります。先行体験が豊かだと、新しく学習することが容易に理解できるようになります。
この3つ、その中の「先行体験」には本当に納得させられました。
ドラえもんのイラストで、内容は家庭教育について書いてある…と言いながら、家庭でどう取り組むか?は結構難しいというものもあるなぁ…とは思わせれていましたね。
この中の「先行体験」というキーワードが頭に残り、何か新しい学習を始める際は、必ず体験から始めるように…というか、共通する先行体験を作りだし、学習内容を進めるというやり方をしてきました。共通の先行体験を新たに作りださない限り、個人差大。もっと言うのなら、同じ体験に対しても、家庭での価値観が刷り込まれている。そこで、適切か不適切か?という比べ方をうするのなら、先行体験が様々なところに共通地盤がないままに教えていくと生徒が想像できない事象も多い…。これはよ~く分かる話でした。