冬肌着 機能性繊維

 

冬肌着商戦熱く

ということで、冬物肌着の機能性や価格を競っていることが新聞記事に。ここ数年それが毎年だなぁ…って思います。

昔のそんな発熱保温肌着は何十回か着たら、温かくなくなっていたのを思うと、何が変わったのだろう…?

 

ユニクロ「ヒートテック」とか、海外でも売れているらしいし…。

なんて、2012年9月27日の日本経済新聞に載っていた表。「-」は非公表らしい。

主なブランド名

主な素材調達先

中心価格

ユニクロヒートテック

東レ

婦人向け8分そでTシャツで990円
イオントップバリューヒートファクト

東洋紡

婦人向け長袖肌着で980円
セブン&アイ・ホールディングスボディヒーター

東レ

紳士肌着で790円
西友エコヒート

旭化成

紳士用ボクサーパンツで780円
しまむらファイバーヒート

婦人向けで780円
グンゼホットマジック

自社開発

紳士向けで1575~1890円
ワコールスゴ衣 天綿

東洋紡

婦人向けで2520~5670円

素材って日本製?そんなところが気になったのでした。

 

「ヒートテック®」シリーズの最も特徴的な機能、発熱・保温・吸汗速乾。それらは、素材が持つ特性を東レ独自の発想で応用し高められた機能である。レーヨン繊維による吸湿発熱効果、アクリル繊維による高い保温性、ポリエステルによる速乾性。それぞれの素材が持つ特性を効果的に組み合わせることで、従来の吸湿発熱インナー用素材とは一線を画する究極の素材が生み出された。東レオリジナルのLOCⅡ”セオα”という異形断面ポリエステルをユニクロに提案したのが「ヒートテック®」誕生のきっかけである。汗を吸収して肌をずっと乾いた状態でキープし、熱を逃がさずに保温効果を高めるだけでなく、生地の薄地化や形状保持も担うということで高い評価を得た。また、「ヒートテック®」プロジェクトでは、原綿を元に糸をつくり、それを生地にして後加工を施し、縫製品にするまでの全工程を東レが担当している。つまり、糸として販売することを目的とする開発から、一つの完成した製品として提案するという、今までとは全く違うコンセプトで開発が行われた商品なのである。

こんな話を見つけることができることに感謝。

これは、プロジェクトストーリーということで、ヒートテック開発秘話?が書いてありました。

ユニクロ×東レの「戦略的パートナーシップ」

すごいなぁ…と、ヒートテックを着用したことはない私。

ただ、開発にかかわる話は興味深いと思いました。

PROJECTby TORAY

 

 

検索していて面白い記事発見。

クリーニングを仕事にしている方のブログ。このようなヒートテックなど、クリーニング屋さんの目線って面白いなぁ…と思いました。

 

ヒートファクトは、これを使用しているとのこと。

東洋紡ソフトマイクロアクリル繊維 エレナ 使用

エレナ

日本エクスラン工業(株)が作っている?

 

セブン&アイ・ホールディングスって…セブンイレブン?と思ったら、それも一つだけど、イトーヨーカドーということかぁ…。

東レの素材だけど、ユニクロとは違うんだろうなぁ…と思いながら、

吸湿発熱素材といっても、湿度を与えれば永遠に発熱し続けるわけではなく、一定量の水分を取り込んだ後は発熱効果がなくなる。もちろん、乾かせば発熱効果は復活するが、一度脱いで乾燥させてから再度着るということは考えにくいので、発熱効果は基本的に着た直後だけということになる。

と書いてあった文章が気になりました。

高機能化学繊維素材|よくわかる化学せんい|日本化学繊維協会(化繊協会)

http://www.jcfa.gr.jp/fiber/high/summary.html

 

西友のエコヒートは、 旭化成ベンベルグ?

「エコヒート」は西友が独自に開発した秋冬向け機能性肌着です。本来は使用されずに廃棄される綿花の周りに生えている産毛を有効利用した環境配慮型素材「キュプラ」を使用しています。吸放湿性に非常に優れ、肌と衣服間の湿度をコントロールすることによって快適な温かさを保ちます。

と書いてあります。

そして、ベンベルグとは?ってなると、キュプラみたい

ベンベルグとは|旭化成せんい ベンベルグ情報サイト(一般繊維名:キュプラ)

 ベンベルグは湿気をすばやく、たくさん吸収します。カラダから湿気を吸収する時に、熱エネルギーが発生します。この熱を逃がさない工夫をプラスして、暖かさを生み出します。

とのこと。

 

しまむら ファイバーヒート

これも吸湿発熱をうたってますね。

 

素朴な疑問は、冬暖かいと言って発熱の下着はユニクロが最初?

その前から私は使ったことがある気もするのになぁ…わからないけど…

 

質問サイトで、どれが温かいかという質問に比較して答えられているのを発見。ちゃんと全てを使って見ている人がいるんだ…。

 ファイバーヒートシリーズでは、大手繊維メーカー3社の機能素材と、メーカーとの共同開発素材を使用している。「吸湿発熱+ストレッチ機能」「吸湿発熱+ウォッシャブル機能」「蓄熱保温+帯電防止+抗ピル機能」といった機能を持つハイテク素材のほか、共同開発素材では、薄くて軽量感のある吸湿発熱素材、吸湿発熱や保湿機能にストレッチ性を加えた素材を採用。

書いてあるものを発見。

すごいね。3社のいいとこどりってこと?

【ファイバーヒート】はざっくりとした名称で、インナーウェアでも、アウターでも、ジーンズでも、
「しまむら」に置いてある”あったか”そうな衣料には【FIBER HEAT】のタグが付いています。
例えば、インナーであれば、東レのソフトサーモ、アウターであれば、旭化成のトップサーモ(ベンベルグ&ポリエステル)素材の物だったりとなっています。

と、すごい~!趣味と書いてあるけど、いろいろと詳しく説明されたサイトがありました。要するに、「温かい衣服」のことをファイバーヒートと呼んでいるんだよってことかな?

SKなんだか趣味」というのがブログ名なのかなぁ…?ホームページなのかなぁ?

詳しい~。嬉しい~。感謝。

 

まだ調べたら出てきそう…。

 

冬の温かさと薄着をうまくどうにかしたい…って感じなイメージだったけど、そうでもないのかなぁ?

 

 

 

 

 

投稿者:

nova

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