はちまきとてぬぐい

お~

 

手拭の話を何となく…って

手拭のお店の名刺を片手に、手拭って…と一度書いてた。

 

だけど、すごいなぁ~って思うのは、今日は手拭のことを書いている紙を片手に。

 

手拭のルーツって、ルーツは武将の鉢巻何だそうです。江戸時代になって、頭にかぶったり…体を拭く布として使われるようになって言って…ということなんだそうです。

 

鎌倉時代の武将の肖像画

烏帽子の上から白い鉢巻を締めている姿。

引立烏帽子
鉢巻

 

鎌倉時代に、武士が戦いのときに「烏帽子(えぼし)」が頭(鉢)から落ちないように頭に布を巻いていたんだそうです。

それが鉢巻の始まり…。

手拭と鉢巻ってルーツが同じなんですね。

 

そして、日本では古代より「白」は神聖な色。

魔よけに通じる白い布を頭に巻いて…って言うのは、戦いの勝利を願って巻いていた意味もあったんだとか。

素材も麻だったそうです。そうですねぇ~麻って今でも神聖な…って装束は、神道では確か麻だった気が…。

 

ちなみに、鉢巻の起源は神話上、アメノウズメ命が天岩戸から天照大神を誘い出す際に額にツタを巻いたことに求められるとウィキペディアには書いてありました。

 

そんな鉢巻きが、江戸時代に入って、麻から木綿へ。そして、布の幅も広くなって…。頭部を覆うために使われるものになったんだそうです。

それから、ほこりをよけるだけでなく…手を拭ったり、体を洗ったり…と使用されるようになって「手拭」なんだそうで、神聖な白では…と模様がついているんだそうです。確かに、神社やお寺に手拭きように…ってかかっている手拭の色は白ですね。

 

ちょっとヒントがあると、いろいろと知ることができますね。

 

すごいなぁ…

烏帽子って、平安時代からかぶって…とその烏帽子の上に兜をかぶっていたんだそうです。そりゃぁ…烏帽子固定しないといけないねぇ…と思わされました。うまく説明されているブログ?を拝見しながら、妙に納得。

 

病鉢巻といって、邪気を避けるには紫のような尊い色を巻くのがいいという…って。その昔、紫色に布を染める染料は紫根草(紫草)の根を使っていたそうです。紫根草の根には、染料以外に解熱、涼血解毒の生薬としての薬効があるとされていたんだそうです。テレビの時代劇などをよく見ていると、殿様が病気のシーンでは、紫の鉢巻を頭に巻いている…ってそんなものをじっと見たことがないなぁ…。

向かって右側に結び目を持ってくると「病鉢巻」、左側に持ってくると「喧嘩鉢巻」(歌舞伎の助六)って。 元気良い江戸の若者助六が締めている鉢巻きのほうは、殿様とは逆の右側締め。これらは、歌舞伎での約束ごとだとか。

病気の殿様は、左側(本人の左手側)、助六の場合は、右側(本人の右手側)。

病鉢巻と喧嘩鉢巻って、このイラストはどっちも病なかんじ…

 

ちなみに、歌舞伎の老人役では黒の鉢巻を用いて、頭の左側で結ぶんだそうです。

 

フラッと、手拭から始まったことが、鉢巻の色の話などに…。

 

手拭の染めている様子。鑑賞用手拭の復刻

 

 

手拭の使い方は…って紹介されているものも欠かせないかなって思います。

投稿者:

nova

novaは一人です。

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