久々に先日見ました。
これを押さえた学び方…って、セミナーで体験。と、そのときに、このピラミッドも一緒に紹介いただきました。
アメリカ国立訓練研究所(National Training Laboratories)
って、はじめて知って…セミナーでやった学び方。それは教えあうこと。そして、劇をする…。
エドガー・デール Edgar Dale が、その著書“Audio-Visual method in teaching (学習指導における聴視覚的方法, 1946) ”で提唱した学習経験の分類図、「経験の円錐:Dale’s Cone of Experience」が元なんだそうです。
抽象なものから具体的な次元に沿って「経験」を11の段階に分類。
「学習」は「経験」の一般化にあると定義して、そのためにはもっとも直接的で具体的な経験から、さまざまな抽象化の段階を経て、最後にもっとも抽象的な言語象徴つまり概念化に至ることを説いたものだったそうです。
エドガー・デールは、米国、オハイオ州立大学教育学教授 (1946, ナショナル・トレーニング・ラバラトリ National Training Laboratories: NTL) 。
「学習のピラミッド」は、当初、デールの「経験の円錐」 (Dale’s Cone of Experience) として報告されていた。
円錐に付随、提示されている数字 (%) は、示された活動方法や教え方の後に情報を「記憶している割合」の平均を示している。
NTL(National Training Laboratory)
集団と集団の相互作用や集団に属する個人と個人のコミュニケーションによる相互作用を研究調査し、個人と集団の相互的な行動やコミュニケーションを統御する一般法則を発見しようとする社会心理学の学問領域を『グループ・ダイナミクス(group dynamics:集団力学)』という。集団に所属する個人の行動・態度・発言・意見がどのような影響を受けるのかを考察するグループ・ダイナミクスの研究分野は、『場の理論』を提唱したゲシュタルト心理学者として知られるクルト・レヴィン(Kurt Lewin, 1890-1947)によって意欲的に発展させられてきた。
学習定着率と学習のピラミッド (出典: NTL)。
平均学習定着率 (Average Learning Retention Rates) から見ると、講義は5%の影響しかない、さまざまな教授方略、教授方術を工夫することが学習定着率を上げる、としている。特に学生同士が教え合う:Teaching Others は、非常に有効な教授方略と言える。授業内で学生同士が教え合ったり、話し合ったりする仕組みを取り入れると、学習へのモチベーションが上がったり、学習定着率が上がったりする、などと述べている。
このピラミッド図は、1960年代初期に NTL によって開発され使用された。しかし、NTL はこの数値の根拠となるオリジナルの研究結果を提示せず、また見つけることもできなかった、と報告している。*つまり、これら数字は、「経験の円錐」がいつのまにか「学習のピラミッド」へと独り歩きし、変化したようである。
まぁ…これにはじめて遭遇ってしたときに、思ったこと。それは、そうだろうなぁ…と理論がついてきた…って感じでした。
不思議な体験?
生徒として、「生活」という教科?総合的な学習の時間…実は、小学生の頃に体験して育ったんだよね…。今ならわかるのは、いっぱい先生たちが見に来ていたなぁ…は実は研究授業だったんだろうね。
また、教えあうことが学習定着につながるってこと。
これは中学のとき、社会の授業基本的に全部教えあいでしたね…当時は面倒って思っていたのですが…。
自分が教える立場になったとき、これがうまくできると、授業で単に教わるよりもたくさん学ぶ機会を持てるよね…って体験からくる記憶。
だから、いろいろやってみた。
どうやったら、お互い教えるってことをうまくできるか?実は、うまくいかないと、調べて教えようとするのは一部の子だけ…これが私の中学で学んだこと。
多くの人がいろんな先生方から学んでいるんだろうけど、そんな中で、私もたまたま…で、こんな風な学び方をさせていただきました。
感謝ですね。
そんな体験が新たなものにつながっていくのですね…。