出典はわかりません。このことを書いたプリントを頂き、ずっと持っていました。
ノートと成績のあいだに何故迂回関係が生じてくるのか。人工の脳ともいわれるコンピュータの使い方と比較してみるとわかりやすい。コンピュータはすばらしく頭の良い機械だが、それに命令を与えるプログラムが良くないと、本来の機能を果たしてくれない。一方、私たちの頭脳は天然の優秀なコンピュータ、それに入れるプログラムがいい加減だと、やはり能率よく働くことは無理だ。
このプログラムに当たるものが、学習の場合ノートである。学習内容をいかに能率よく正しく頭に入れる過渡いう命令がうまくセットされていることが必要である。
ノート作りの最大のメリットは、「ノートをとる」「ノートに整理する」という作業そのものが、学習にもっとも大切な記憶力・理解力を高めてくれる点である。つまり、ノートを作るという手の動きと思考回路は、常に同時進行しているのである。
1)暗記に強い人より、整理上手の人の方が成績が伸びる。
「10で神童、15で才子、20過ぎればただの人」
成績の二分局化現象が、なぜ高校時代に起きるのか、その原因は
①小学校時代は、誰でも機械的な暗記力が強いが、中高校と成長するにしたがって少しずつ低下する。
②学習量が、中学から高校へ入ると、飛躍的に増えること。
③勉強の内容が高度になる。自分から積極的に働きかけていかなければならない。
これまでの暗記中心式の勉強法を整理中心式、つまり、毎日の授業で習う程度の高い膨大な情報を、テキパキと整理していくやり方に切り替えていく。
☆ 整理中心式の勉強法の主役、それがノートである。
☆ノートを見れば、その人の成績がわかる。
2)バラバラの知識は、それだけでは役に立たない。
ノートの内容と頭の構造とは、密接な関係がある。
ノートは単なる知識の寄せ集めではなく、学習上価値のある情報の記憶装置でなければならない。そのためには、あまりひつようでない情報は最初からボツにして、利用度の高いものだけを選出し、それらを必要なときにいつでも再生できるように、順序良く配列しておくことが大切である。
(情報収集からノート整理までのプロセス)
①情報を集める
②選択する
③考える
④理解する
⑤書く 自分で説明するように書く
あと、3)として時間の経過と忘却度について書かれているプリント。
これを読み返して、思うことは対象は誰だったのだろう?ということ。
ノートについての考えとしていただいたプリント内容。
正直、ここに書かれているノートイメージを共有しないままプリントでこの考えを知った程度なので、どんな状態を想像しながら書いているのかはdふぁ