書きながら調べてみよう…と書きはじめてみます。
実は、ずっと気になっていたもの。
来年のお正月には飾ろうかなぁ…と双鶴の漆塗りの絵。
お正月を待たずに部屋にかけてみました。
やっぱり何とも愛らしい顔がいいなぁ…。
だけど、作者をよく分からない…そんな感じで、裏面にいろいろ書いてあってビックリ。
せっかくのご縁です。これを機に調べてみよう…って思いました。
どこかに書いておけば、ネット検索で引っ掛かっていくのがホント感謝です。
お名前は加治武さんと言うんだ…。作者も知らずに手にしました。
ちょっとビックリです。この人の作品で紹介されているモノは私が気にいったのと違う感じです…
愛嬌がある感じが気に行ったのに対し、サイトで見ることができるものはスマート。
日展作家 加治 武
と書いてありました…
だから?
日展作家って何?
日展に出展している人ってこと?
入選している人ってこと?
古坂保に師事し漆芸を学び、過去日展や日本現代工芸展入選など数々の受賞歴を持つ作家と書いてあるサイトがありました。
ネット上で探しても出てこない…。
輪島沈金の始まり
享保年間(1716~1735)に大工五郎兵衛は能登国門前の曹洞宗本山総持寺で見た袈裟箱の鎗金にヒントを得、大工のみの刃先で塗り物に彫刻する方を案出。これが輪島沈金の始まりとされている。
明和年間(1764~1771)城順助が七代目笠屋佐次右衛門の世話にて京都に上り絵画を習い沈金技術を習得して帰国。今日の輪島沈金の基盤を作った。-輪島市史より-
これは、作品の裏に貼ってあった物から写した文章。
昭和27年前大峰氏無形文化財漆芸(沈金)技術保持者に指定される。昭和52年没。
これも書いてあるけど、どう言う意味なのかなぁ…。
加治武の略歴として書いてあるのは…
昭和14年 輪島市生
昭和30年 輪島市立中学校卒業古坂保氏に師事沈金技術修得
昭和44年 改組第一回日展「残暑の候」初入選
昭和45年 日展「群生」入選
日本現代工芸美術十周年記念展「蒼い渚」初入選
昭和48年 日展「礁」入選
昭和50年 日本現代工芸展「海の詩」入選
昭和51年 日本現代工芸展「澄む」入選
昭和52年 日展「汐だまり」入選
昭和53年 日本現代工芸展“幻影”「捧ぐ」入選
沈金新作展という展覧会?では数々受賞されていますね。
伝統工芸輪島塗 沈金 加治武 輪島市河井町
さて、なぜ調べたいかというと、沈金のパネル?を手に入れたんですよ…って知っている輪島塗している人にお話したら、いろんな人がやっていて価値あるかどうかはわからないって言われたのです。作家の人の名前も知らずにお話していたから、調べてみてもわからない…って誰が有名なのかも知らないから価値があるかとかわかりません。ただ、構図が気に入り表情が楽しくて…って感じでした。
ネット上に作品紹介されているかなぁ…?
伝統工芸 輪島塗漆芸額 加治武作品【しだれ桜】八六パネル額縁入
もっと素敵な感じのと言ったらダメかなぁ…きれいな桜も見たことあるなぁ…って思います。
輪島沈金で誰が有名なのか?なんて知らないなぁ…。