体の洗い方のコツ

日本経済新聞2012年9月29日の記事にありました。

体の洗い方には様々なコツや注意点のほかに、見落としがちな盲点があるということで、ポイントを知っておけば肌をより清潔に保ち、たまった疲れも解消できるって。

これを読みながら、自分のこともだけど、介護をする際など、気をつけて対応してあげたら介護を受ける人にとっても心地よく、嫌な体臭もおさえることができるってことかなぁ…?なんて思いました。

特に汚れのたまりやすい部分として、顔や体のTゾーンが書かれていました。

顔のTゾーンとは、額や頭と鼻筋の周辺。

皮脂腺や汗腺が多く、皮脂や汗などにほこりや汚れが付きやすい。

毛孔などが汚れで詰まればニキビができるなど肌トラブルになるおそれアあり。

体のTゾーンとは、体前面だと首、わき、胸、腹、下腹部。背面だと、首、わき、背骨の周辺などつないだ部分。

 

花王香料開発研究所の矢吹雅之主任研究員が

「汚れたままで放置しておけば細菌が繁殖し、嫌な体臭の原因になる」と指摘しているそうで、背中は自分で洗えないから盲点だと。

 

人間の肌は約4週間、28日周期で生まれ変わる。

角質層からはがれた角片がアカ(頭の地肌ではフケ)

これらを皮脂や汗、ほこりなどと一緒に入浴時に洗い流すことが、肌の健康には欠かせない。

 

花王パーソナルヘルスケア研究所の工藤道誠室長によると、入浴効果は3つだそうです。温熱、水圧、浮力。

温熱…お湯で体が温まり血行が良くなると、血液中の酸素が筋肉中の疲労物質である乳酸をグリコーゲンに変える力を高める。

水圧…入浴時に体全体に1トン強の水圧がかかり、血液循環が促進され、呼吸機能が活性化。

浮力…お湯の中では体重が約9分の1になる。関節などに負荷をかけずに体を動かせるので運動しやすい。

 

セ氏36~40℃くらいのお湯にゆっくりつかると、脳内の副交感神経が適度な刺激を受け、体の緊張がうまくほぐれるそうで、入浴時間は10分~20分が目安だと。

 

お風呂に入って活動モードに切り替えたいときは、41℃以上の集めのお湯につかる高温浴が効果的なんだそうです。効果神経が適度に刺激を受け、心臓の鼓動が高まり、交感神経が適度に刺激をうけ、心臓の鼓動が高まり、血行が良くなることで体がエネルギッシュな状態になる。時間は5分以内の入浴が適当だって。

 

書いてあることを理解できないわけではないけど、長くお風呂に入る習慣がある人もいる。水につかっているだけで体力消耗するはず…という意味では、長風呂はどういう影響を与えるのかなぁ…?ということと、海外ではお風呂につかる習慣ってないのでは?また、日本みたいに水をドンドン使って…というわけにはいかない状況の時はどうするのだろう?疑問に思いました。

震災等でお風呂に入ることができない状況に出会った時も、体の洗い方のポイントを知っておくと少ない水でも体臭を抑えるように体を洗うことができるって考え方もありかな?

頭にある皮脂腺の数の多さを思うと、髪を洗うときなど頭皮も洗って…とちゃんとしていないと、毛孔が皮脂で詰まるっていう話も理解できるなぁ…と思いました。

 

「体の洗い方」というキーワードでいろいろと出てくるものですねぇ~。

その中に、ごしごしとこするのはよくないという話がいくつか出ていました。どこを洗えばいいという話と共に、どうやって洗えばいいということも必要なのかも…。

身体の洗い方 石鹸百科には、次のように書いてありました。

 泡を肌にのせると、泡の網目の中に汚れが吸い取られてゆきます。ナイロンタオルに石鹸をなすりつけ、泡出せないままゴシゴシするより、泡をふんわりと肌にのせるだけの方が、ずっと洗浄力があるのです。ホコリや雑菌、余分な皮脂や汗など、肌から洗い流したい汚れは泡だけで十分に落ちます。

そして、こちらは九州大学医学部の皮膚科?アトピー性皮膚炎に対する治療の一環として紹介されているのかな?

入浴と保湿のスキンケア体を洗う時のポイントだそうです。

 

洗いすぎは臭いをつくります…重曹石鹸とミョウバン石鹸を使った体の洗い方

と、こちらのサイトはわきが多汗症相談室と書いてあります。神経質になり、ごしごし…と洗いすぎる弊害…気にしている人ほどますますひどくなりそうですね。

国立成育医療研究センター 生体防御系内科部の監修で作られている楽しく洗って皮膚を清潔にというサイトは、トップ画面でNGな洗い方が動画で紹介されています。

 

エステの無料体験というのに行ったことがあります。何でも体験してみるとわかることがありますが、その時に学んだ一つは石鹸(洗剤)の使い方。こすらないんだぁ…と洗い方による顔に与える影響をしみじみ体感。やってもらうとわかることもありますね。

投稿者:

nova

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