「能楽」パフォーマンスに偶然遭遇しました。
なんと…ビックリ。
「能のかたち NIPPON 美の玉手箱」という特別企画展を見に行ったのです。
そうしたら、入ろうとした器楽の音色…って何かあってる…。
そちらを拝見させていただき、展示を見に行きました。
詳しく知りたいなら、このサイトを見るが一番でしょう…きっと。
能楽体験…って数少ないのですが、拝見する機会を持つようになった近年。少しずつでも、理解を深めることができたら…って思って、展示を見に行こうと思ったのでした。だけど、思いがけず能自体も拝見できて…感謝です。
展示されているものは、能面・装束。出典資料262点だそうです。うち、能面172点とのこと。規模としては過去に例のない規模で紹介されているそうです。
確かに…こんなにいろんな種類の能面があるんだ…とある意味驚きました。
説明いただいたのですが、能楽に使用されている面は200種くらいなんだそうです。
襟の色が赤→赤+白→白+白
そんな襟で身分立場の上下を表すそうです。
また、そんな違いを器楽をされている方々は声の高さを変えて表すのだそうです。
すごいなぁ…とそんなお話までうかがえて本当に感謝です。
こんな風に説明をいただけて、本当にうれしい…とアイフォンで撮影。ん…ダメだったかしら?でも、こうやって動画が一番わかりやすい…。
衣装装束についての説明も…。
ホント感謝!は、なんとこの衣装を着せていただいたのです。
こんなチャンス絶対ない!と、手を挙げたのでした。
本当に感謝です。
下着などの説明、そしてこの素敵な衣装を着せていただいたのです。本当にすごい…。
普通に着る着物よりも厚手でしっかりしていました。そして、着方が普通の着物と違うんだ…と着せていただいているのを見るとダメ…とのこと。
頭が下を向いてはいけないのだそうです。
身につけさせていただいて、着物は着なれている方かも…って思いましたが、重い。ビックリしました。手を上げることだけでも本当に大変でした。
そしてさらに、面をつけさせていただいたのです。
面をつけるとほとんど見えなくなって、柱を頼りに歩くということを以前伺っていました。実際につけさせていただいて、視力も悪いのですが、本当に足元も見えない…。前後の距離感覚がない…。これで舞うって凄いなぁ…と思いました。
すり足で歩く…それによって足の裏で板の境目などを感じ、どれほど歩いているかなど判断していくということが本当によく分かりました。また、柱がないと本当に立ち位置わかるの無理…。
あと、普段の立ち方をしていると、面の顔は上むきになるんだそうで、これは自分が身につけているとわかりませんでしたが姿勢を指示されながら歩いたときこの姿勢辛い…そう思いました。
思いだしたのですが、腰の高さなども変えずに歩いて行くことが求められるのですよね…確か。よくこれでいろんなことができるものだ…と感心させられたのです。
貴重な体験をさせていただき感謝です。
展示の方は、いろいろと説明していただいた上で拝見させていただいたので、とってもわかりやすかったです。
遅く行ったので閉館近くまでいましたが、貴重な体験と学びをありがとうございました。
展示されていた能面たちには、入ってすぐ思ったのは、こんなに種類があるんだ…と今まで見たことがあるもの自体数少ないこと、そして、重苦しい感じより生きているような感じのする面達に驚きでした。
豊臣秀吉と能との関係も紹介されていましたが、黒田家と能のお話も…。以前伺ったことがあったのですが、改めて展示を見ながら思ったことは能楽が現在に至るまで本当にいろいろとあったのでしょうけど、すごいことだなぁ…と思わされました。
以前いろいろと調べたりしたことも含めて、今回の展示を拝見することでさらに詳しくなることができて嬉しく思います。
今度はちゃんと楽しんで能を拝見できるような気がするぞ~と能楽堂へ足を運ぶことを決めました。
以前調べたことも含めて、まとめておきたいなぁ…って思わされました。