おとき

今、おにぎりのことを調べていました。おむすび…。

そして、いろんな動画を拝見しました。

 


「おむすびを作るときは、お米の一粒一粒が息ができるようにと思って握ります」
佐藤 初女さんの言葉だそうです。

 

心がこもる…そんなことをおむすびおにぎりと調べていました。

 

ふと、父の葬儀にあたり最期の食事…と、いただいたおにぎり?ご飯を思い出しました。

「おとき」と言ってましたが、調べてみていると、私の知っている「おとき」とは違う話もあったので、素朴に「おとき」ってなんだ?

 

基本的に食べもののことをこちらに書いていないけど…さすがに葬儀にまつわる話を食べものの話だから…って書くのも気が引けたし、調べてみたかったのでこちらにノート代わり。

 

おときとは、仏事の後に頂く食事のことだと書いてあるサイトを発見しました。そちらには、いろいろと詳しく書かれていました。ただ、そういえば法事の後にお食事を一緒に…ってお坊さんと食べるなぁ…って思い出しても、「おとき」と言った覚えがありませんでした。

日本が貧しかった時代、仏事の御斎(おとき)は御馳走でした。

そう書いてあったのを読んでなるほど…とは思うこといっぱいでした。

亡き人を偲び、杯を献じ、亡き人と共に頂く食事であり宴会でない

そう書いてある文章もありました。

 

私は、葬儀が始まる前に親しい方々と「おとき」をいただく…という、故人と共にいただく最期の食事のことを「おとき」というと思ってましたが、全て仏事法事に関わる食事のことをさす言葉なのですね。

○ 決められた時間内に食べる斎食(さいじき)が由来

○ 食事をする時刻「時」(とき)に語源を発している

なんて書いてあるものもありました。どちらが正しいとかわからないなぁ…。

 

斎食儀(食事作法)

このサイトは天台宗の食事作法について書いてありました。

 

今、ウィキペディアで「を発見。そこで、へぇ~

この漢字の読み方が変わる話が載ってました。

  • 斎(いつき) -神道で、ものいみ(潔斎)をして神に仕えること。また、その人 
  • 斎(とき) -仏教寺院における食事。また、仏事の際に寺院で出される料理、斎食
  • 斎(ものいみ) -正教会における断食と食物品目の制限。食事のみならず行動も律し、祈りを増やす事が求められる

 

設斎供養という言葉も初めて知りました。

年回の供養において、法要の読経などがつとまった後に、一同に会して食事をいただく席を設けます。これを設斎といい、また当佛のみならず導師はじめ参列者に対する供養と称し、その一連の行いを法事とも呼び習わしています。

と書いてありました。こちらは曹洞宗のお寺のサイト。

 

『日本書紀』に、推古天皇時代(606年)に「この年より初めて寺ごとに4月8日、7月15日に設斎(おがみ)す」という言葉が出てきているそうです。

四月・七月斎会の史的意義

神戸大学の文献みたいです。お盆の話で載ってます。

 

設斎は、法会に食を供すること、「中を過ぎて食せず」、午後の断食であり、午前中の食事の意味と注される。ここでは”をがみす”と訓じており、香華灯塗(こうげとうず、お香をたき、香を塗り、お花を供え、お灯明をつけ)、供物をそえてお祀りすることではないのか。四月八日は、花御堂(美しい花で飾った小さなお堂:ルンビニー園)に、甘茶(竜が降らした甘露の雨)の入った水盤を置き、誕生仏の頭に甘茶をそそいでお祀りする潅仏会(かんぶつえ)。七月十五日は、餓鬼道に落ちて苦しんでいるお母さんを、釈迦の教えにより、修行を終えた多くの僧侶に供養をして救ったという故事、あるいは長い間子孫により供養されず逆さ吊りにされている死者の霊に飲食を与えて救うといふインド古来の祖先崇拝による盂蘭盆(うらぼんえ:ウッランバナ「さかさづり」を意味する言葉)とされた。

これは、日本書紀について解説しているサイトにあった文章です。

 

お葬式・豆知識vol.2【お斎(とき)について】

という記事があるブログを発見。

【斎(とき)とは・・・ 小乗仏教の僧侶は正午以前に食事をとり、それ以後は摂らないが

食事をしない時間を非時(ひじ)といい、食すべき時の食事を時食、斎食という。

そのことから、僧侶の食事や法事での食事を斎という。】

こう書いてあった。この人は誰だろう?なんて調べようと探してもわからなかった。まぁ調べるきっかけにはなるかなぁ…って言葉たち。

 

お斎というのは、本来、不殺生という戒律を守った寺院での食事のこと

書いているサイトには、ビルマのことなども触れて書いてあります。

 

お斎(とき)とは、今では広く仏事の際にいただく食事をさしています。しかし、斎という言葉には「つつしむ」という字義があり、本来は身を慎んで清浄な生活をおくることを意味します。また「斎戒」(さいかい)ともいいます。

これはQ&Aと天台宗のサイト?に書いてあります。もっと詳しく書いてありました。

もともとインドの仏教では、出家者は正午を過ぎてから食事をしないという戒律があり、食事をつつしむのが斎の由来

なるほど…とインド由来の話なのですね。

 

ただ、私の覚えている「おとき」って、父が亡くなって葬儀の前にドタバタとそこにいたみんなで食べたお別れの食事だった…って調べてみたら地方によるもの?

別れの杯なるものが出てきました。

出立ちの膳(ワカレメシ、タチメシ、ナキワカレとも)」って言葉を発見。

飲食は人間の交わりを象徴するものですから、死者と食事を共にすることによって、死者と最後の交わりをし、別れを行ったものと考えられます。したがって、こうした飲食の席では、しばしば死者用にもお膳が用意されます。神と食事をすることで神の力をわが身に取り込む神人共食の観念が影響しているとの考えもあります。 

なるほど…

出立ちの膳 出棺の際に,参会者に供する一膳飯。でたちめし。

この言葉はあるのですね。

 

三重県では、涙汁というものがあるって書いてありました。

 福岡では、出棺の前に遺族や親近者が集まって故人との最後の別れの食事として、簡単な精進料理を食べます。これは「出立ちの膳」と呼ばれています。柳川市では、この出立ちの膳に、冷酒を出すこともあるそうです。

葬儀屋さんがいっぱいあるなぁ…と思わされる検索ですが、とりあえず紹介されているものをメモしておかないと忘れる…。

佐賀県では、「出立ちの膳(でたちのぜん)」と呼ばれる通夜振舞いを、身内だけで食べます。

鹿児島県の一部地域では、出棺前に「別れ飯」を食べ、北部の一部地域では、参列者にもこの「別れ飯」を振舞うことがあります。最近では火葬場で食事を取るため、別れ飯を省略する傾向が強いそうですが、古い家などではいまだに行われています。

ほんとうにいろいろあるのだなぁ…って思わされます。

 

日本の伝統的食慣習のタブーの両横綱は、肉食と一膳飯でした。ご飯を一杯しか食べないのが好ましくないとされたのは、肉食同様に仏教との関わり合いです。 死んだ人の「枕飯(まくらめし)」が一杯盛り切り、出棺の前に近親者が食べる「出立飯(でだちのめし)」も一杯限りですから、普段は一膳飯は禁忌でした。 さらに波及して、お嫁入りで実家をたつときも一膳飯だったのです。

こんなことが書いてあったサイトは、「握り寿司はなぜ2個で出されるのか? なぜ1貫、2貫と数えるのか?」ということで、書いてありました。

一膳飯を調べていて、よそい方のことに触れている文章を発見。2杯食するという話が書いてある中、一度にご飯をよそわない…って書いてあることを読んで、そういえば…一度でよそうなって言われた気がする…と遠い記憶。

ご飯を一回でよそう
ご飯に箸を刺す。
何を以てマナー違反何ですか?教えてください。

質問サイトの質問で読んで、はっとさせられました。それは回答の方。

当たり前にしていることに疑問を持つことってほんとうに大事。そして、伝えるときにも、意味を知らずに伝えていくことにより偏見やタブーなど根拠不明な「ねばならない」がたくさんできることになる…ってね。

 

それはしてはいけないといわれて育つと、違和感がある質問。でも、確かに…仏教での死者を弔う対応の話。箸をご飯に立てるのを止めましょうと同じなんだよねぇ…。素朴な疑問は理由を知ると、極力しない方がいいことと、別にやってもいいことに別れていく…

 

「おとき」について知りたかったのですが、広がりを持って知ることができてよかった。

 

後は…サイトで検索しても出てきにくい…と、おときの形態。宗派によって違うのかなぁ…?なんて思いながら、一膳飯ではなく丸くなったおむすびというのか、それを食べたんだよね…。

 

作ってくれたおばちゃんが言ってたなぁ…遠く離れて子どもが住んでいると、いろんな人が亡くなったときにそんなもろもろの対応の仕方を覚える機会がないと。祖父母の死の際に見て学ばず、父母の代…一方が亡くなる際にもいなければ、実際に自分が喪主でするようになったとき、全くわからないだろうなぁ…って。確かに…。いろんな流儀があるとは思いますが、その家の慣わしって途絶え、一般化されていくのですよね。

 

先日といっても、もう2週間以上経ったのかなぁ…お通夜におまいりに行きました。そのとき、お坊さんがえらくホント、説教された。まぁ…お通夜の枕教の後に説教されるって体験することは多いけど、よく言う「説教」と普段耳にしている言葉通りのモードでの説教だったので、面食らった。声を荒げて…と、お焼香の仕方について言われていた。そんな喪主が若いから、最初に覚えるためにだろうなぁ…なんて思ったりもしながら、斎場の方の説明とは違うお話。斎場の方の言うとおりに真に受けてはいけないと学んだのではありますが、そんな所作についての説教を遺族をはじめ多くの方のいるところで…なんてそんなに細かいものかな…と思わされた。帰宅して、母に尋ねたら、さもありなん…なんて、母方の実家の宗派と同じだから聞いたらそう言われた。どう焼香するかなど、所作大切とのことだった。祖父祖母をはじめ葬儀や法事に行って、確かにお経を読むように…って冊子を回される体験などするけど、焼香の仕方を言われたことがなかったなぁ…。同じ禅宗のはずでは…なんて思うと違いを意識させられることは多いよなぁ…確かに。

 

焼香の仕方ひとつ…って、そういえばちゃんと教えてもらって…なんてしたことがない気もした。

 

あんまり仏教だ…なんて意識して育っていない気もする。父が亡くなってからいろいろと覚えたり…。母の実家にはお坊さんがよく遊びに来ている…ってお盆に行ったりするからか出会っていた。弟たちが木魚叩いてお経を読んでいても私自身は興味なかったから?お墓参りに行くとかは行ってもちゃんといろんな習慣ってわかっていないのかもしれないなぁ…。

お仏壇にご飯をよそうのも、まるくしないといけないと言われるけど…なぜだろう?とか、疑問を持ち始めるときりがないなぁ…。

 

疑問を持たずにやっていることも、実は違う立場から見るとふつうではないはず…という意味では、おむすびを調べていて、おときが気になって調べてみたけど、お寺で教えてもらうしかわかる方法はないのかも…?おんなじ宗派でも、総本山の流れが違うだけでもなんか微妙に違ったりする…ということを体験したりもして思うのです。ちゃんと細かく伝えられて…って普通しているものなのかなぁ…?なんてね。

きっと、弟たちは私より知らないはず…なんて思うし私も知らないなぁ…。

 

 

 

教科書の調理実習

いつも思うのです。

家庭一般から家庭基礎・家庭総合になったとき、全ての調理実習を書き出して、比較。そして、調理実習を何時間で考えて教科書には載せているのだろう?と考えました。

いろんな学校実態があるから、こんな献立ができる学校もあるんだねぇ~と思わされるといいのか?それとも、1時間で実施するためにこんな献立になっちゃったのかなぁ…?と見るのか?いろいろ考えさせられながら見ます。

教科書の新しいものを見るたびにチェックはしますが、昨日だったか、全国家庭科の組織が行った食に関する指導についてのアンケート結果を見ながら、教科書の献立をどう採用しているか?小中学校はそのまんま行っているところが多いようですね。でも、高等学校はあまり参考にされていない。

私は、見るけど、その通りの分量を…とか、正直献立を立てている人の意図がわからないなぁ…もあるので、何がいいか?でも、献立を立てている人の考えひとつだろうけど、コレを見て調理苦手…と思っている先生たちはどう?また、生徒は?

いいなぁ~と見るのはいいかもしれないけど、昔に比べてバリエーションあるけど、この食生活を高校生が好む?というものも…。教える側の年代がいろいろある…と思えば、面白いなぁ…と思って眺めます。

なんか定番?

この献立を作らせる…となると…って授業で実施を考えるときに思うのです。

何時間?2時間かなぁ…。

もし、コレを初回の調理実習にもってきたら…、恐らく「肉じゃが」しないかも…と思います。

これだったら、1回目でもできるかなぁ…?と思うのです。これでも結構ハードル高いかも…?できるとは思いますが…。

たしかに…これなら1時間でもできるかも?なんて思います。

似ているなぁ…と思うのですが、これならきっとできそう…とは思えますね。

弁当はいろいろ載っていたけど…

これは以前からよく見ていたけど…

写真写りでイメージが違うなぁ…。

これって…と栄養学の教科書的高齢者食写真…?

なんで魚とトマト…と思うのです。まぁいいけど…やわらかいからだろうし…でもね、本気で高齢者食なら、高齢者の食に関する意識とかを教える意味では違うだろうに…とは思います。

食べやすい料理を提供。もちろん…でも、高齢者は長年生きてきたから、今

までの食生活とは違うものって受け入れがたし…という感じ。トマトと魚の組み合わせをどう受けとめられるか?とか、考えていない結構高齢者施設でも、学校とかでも普通の献立にしたくない?栄養士の献立…おいしいかもしれないけど、ハンバーグの形がイメージと違うだけで食べることができなかったりもする高齢者もいたりする…という、長年の食習慣を配慮するとかを教えるにはイマイチなイメージでした。

 

これ、パーティ料理として載っているのです。

なんで炭水化物オンパレード…??献立ありきより、載せたいものを並べて名前をつけた?

これはつくらせようとしていないのでは?っておもいます。

この組み合わせで調理実習させてどのくらいの時間がかかるのか?

手際よい生徒なんだろうなぁ…考えた先生たちの生徒は…と思いますね。

1時間だったら無理じゃないの…?って手際よく…つくり方を変えたらできることもあるかなぁ…。たとえば、炊飯するだけですし飯にしていく。フードカッターで散らし寿司の具を切るなどね。

ただ、自然にある食材を使うなら…野菜の皮をむく、野菜を切るだけでも生徒たちができるのか?不安ですね。

中学校でこれからは習ってくるから大丈夫かなぁ…?中学校の教科書の調理実習は結構凄いなぁ~と変わっていたので、そちらに期待?

2時間なら…できるだろうけど…2品で2時間するくらいなら、私だったらせめて3品にするために茶碗蒸しをお吸い物にしてもう1品入れるかなぁ…。

これは結構できると思いますね。だけど、食中毒を防止するために…と考えたときには、かなり神経使う献立。

「家庭基礎」という単位数が少ないところにこれだけのものをもってくる…。対象生徒たちの調理実習レベルより衛生感覚がいいなら…

これも、知るにはいいけど、ビビンバって具の数を減らさないと手間がかかる。一品ずつは簡単店かもしれないけど、手際悪いと熱源がいっぱい必要な献立。

班毎に1種類ずつナムルを作らせるなら時間短縮かかるかなぁ…とか、調理技術を生徒が持っているのなら時間かけずにできるかもしれないけど、時間かかるよね…。フードデザインでは教えたりしていたので2時間でつくることは一応可能かなぁ…とは思いますけど。

インドカレーを思って…面白そうって思います。ナンが書いてある以上に時間かかると思います。カレーは辛い味が食べることができない人がいたりするので考える…って思います。麻婆豆腐もホント…辛味って難しいよね。イースト発酵のさせ方を変えたら、手短につくることができるかなぁ…。

 

中国料理としてチャーハンがいっぱい載っていました。

トマトと卵のスープ。おいしいなぁ~と私は思うのです。でも、トマトを加熱したものが…この写真とかきゅうりを加熱したものが…スープの具。チャレンジャーな食生活を広める意味では面白みはあるけど、学校教育で目指すものはそれ?

 

これ2時間で簡単にできそう~1時間でも作るだけなら簡単かも…って思ったのです。

だけど、この献立を教科書どおり作るか?と聞かれたら、しないかなぁ…ってつくり方を見ては思うのです。

それは、つくり方が悪いとかより、このつくり方しなくてもいいし…って思うのです。

本当に、科学的に教える教材?と思うのです。この著者は料理苦手か知らなさすぎ…?

ブラマンジェはフランス語で、フランスのブラマンジェあるけど、つくり方はイギリス流に近い。

もしフランス流ならゼラチンで固めるのでした。

生クリーム…イギリス流のつくり方で…

私は洋菓子が専門の人間でもないから、単純に思うのはこんな生クリームの加え方をしておいしいのかなぁ~?油が浮きそう…なんて思うところもあり。

イギリス流のブラマンジェをおいしく…ってよく煮るというより練る感じだよねぇ…なんて思います。調理科学的に文部科学省が参考にしているという本によると、「イギリスでは、コーンスターチ、砂糖、牛乳で作るが、フランスでは牛乳とゼラチン、砂糖、すりつぶしたアーモンド、生クリームを用いる」ってね。でんぷんによる糊化でつくるこのつくり方に生クリーム…できるらしいけど濃厚だろうけど…こんなに複雑にしなくていいものを複雑にしている傾向が教科書のつくり方にはあるよなぁ…ってね。これって、生クリームを抜いて作れるんだし、生クリームを入れて脂肪分を増やす…コレって洋菓子店の脂肪たっぷりおいしい~に迎合していて、家庭でも脂肪たっぷり?もし、これを子どものためにつくるとして学んだものを活用して欲しい…って思ったら、この生クリームを抜いてすぐできる簡単おやつにして、牛乳をおやつに…とできるのだろうと思うのです。でも、生クリームが入っているものを習って、これしかない?と思ったら、食物アレルギー増やすだろうなぁ…とか、小児肥満増やすには貢献できるだろうなぁ…とは思いえますね。

 

正直、中華料理の並べ方って気になるところです。

こんな感じで教科書にあるから、写真で乗せるときもご飯が向こう側スープが向こう側?

取り皿を並べる話と、料理を並べる話が一緒なのか?

疑問を持つ写真たち。素朴に疑問を持つのは、カラの器を並べるのはいいけど、料理を載せたら並べ方が違うのでは?っておもうのです。

中国料理のコースで出てくる順番に使用する器を変えていく…。そのときの並べ方で、一人前の料理を並べるって?これは疑問を持ちながら検証できていないところですね。日本の中国料理店で定食みたいにセットされているものはご飯は手前にあるよねぇ…とか。

教科書に載っていると、それが正解とか、正しい…授業で扱わなくてもそう伝わっていく…と思うのです。

 

実は、この3種。教科書が違う…。

②とか、凄い…杏仁豆腐って書いてあるのです。ハイハイ…。そして、分量も…1人分ではなく恐らく4人分くらいだと思います。

①と③は寒天の量が違う。どちらも固まると思います。③をもしつくったとしたら…80ミリリットルあるなぁ…と思いますが、コレ多分つくったら70くらいになると思います。そして、写真みたいに量はないと思うのです。蓮華の大きさから想像するのにこの量をこの分量ではできていないと思うのです。

 

教科書つくっているのは大学の教授?

正直、こんなん載せていて活用しろって酷くない…?なんて思うものもいろいろあったりすると思います。でも、文部科学省が通している教科書。

 

気づきはあって勉強になるのですが、料理が苦手でできない…そんな生徒に提供する資料として見ても本当に参考になるものがいいなぁ…と思うことはあります。まぁ…教科書の調理実習を無視する人が多いのを嘆くか?私は見るけど、参考にしてそのままで作らせてみるってすることもしますけど…その通りでおいしいという反応を得られる機会って少ない…と思うこともあり。好みがあるとは思いますけど…。

 

日本全体では、2時間連続で調理実習をしている学校が多いのか?わかりません。だけど、全国家庭科…が行ったアンケートでは40%超えて一番多かったのは2時間連続調理実習を行っている学校でした。だけど、1時間で行われている学校も多い。

1時間で…20分でつくって20分で食べて片付けくらいで考えるとき、作らせることができる料理…そりゃ…洗う必要のある皿を減らすとか工夫したいよねぇ…きっと。でも、それをすると一皿料理…今接している人たちとか食べるのが遅い。30分かけて食べる…って「食べるのを楽しみましょう」にはいいけど、授業としてはきつい。状況に応じて食べるスピード考えてよ…とできないし、話しながら…食べるのも休み時間じゃない!って思う。今までの授業を持っている中で一番時間という制約を意識できない人たちと接しているなぁ…と思う面々。

 

まぁ…「家庭基礎」とか、プリンだけ作って終り~とか、ピザトーストを作って終り~なんて実習も聞いたことがあるから、中学校でちゃんと全員が調理実習をしてきて何をするか?

エプロンを小学校中学校高校で作らせられる…同様の話にならないことを願いますよね。

料理教えるのが苦手な人は、高校でも味噌汁を…って小学校で習ったことの定着のためって言ってるけど、ご飯と味噌汁だけを作らせる…小学校と一緒でしょ?とは思わないらしいそんなことを平気でやっていることを通す教員も知っているけど、1人で作るならわかるけど、4,5人でそれだけでは上達も無理でしょ…。エプロン3枚つくりました~の次

プッチンプリンをポケットから出してごまかされる今は東京で教員をしている先生…少しは教えることができるようになったのかなぁ?研修も私語ばかり…ってマイペース自分勝手な人でしたが思い出したのでした。

 

 

 

目利きの選択定期購入

へぇ~

 

2012年10月10日の日本経済新聞に書いてあって、気になったことは、自分で商品を選ぶことをしないで誰かにしてもらう人が増えている?ということ。

最終決定は自分で行うのでしょうけど…。

 

ミクシィにアクセスを最近していないので、どうなっているのかを確認できていません。だけど、「プティジュテ」というサービスを知りました。

5種類の提案から会員が好きなデザインをチョイス…と書いてありますが、5種類まで情報を選択して提案しているというこういうやり方って、もともと百貨店の機能だったのでは?と思います。要するに、百貨店って、その会社の商品選びの信用で提供している商品をセレクト…としているのでしょうに…と、それでも多いということでしょうね。

4200円という定価格という安心もあるのかもしれないなぁ…。どれを選んだとしても、この金額だ!という安心もあるのかなぁ…って思います。選択する側の金銭的負担が選ぶものによって上がる…これって予算をあげていくことにもなりかねませんよね。

 

レシピ投稿サイト「クックパッド」は会員になると野菜約30種類を生産者から届けるってサービスも始めたっていうのも、既存にそんなサービスあったのでは?と思いながら、レシピだけでなくそれに食材も加わるという発想。スーパーなど食材を販売しているところは、食材→レシピだったと思うのです。だけど、レシピ→食材。スーパーなどで食材を見ながら、何にしようかなぁ~今日…ではなく、レシピを見ながら、今日は何を食べようかなぁ…ってかんじ?考えるというか作り方が自分の中になくてもOKというところ、本を購入して本から何をつくるか…という選択をしないでインターネットからというなら、本って売れていないのかもねぇ…。

「専門家がよりすぐったという安心感」と書いてありましたが、働く女性や家事で忙しい主婦を中心に重宝する…きっと選択肢が多すぎるということもイマイチだということですね…。

誰かがセレクトする努力をしてくれた安心は、ネット上の商品を買う上であるかもしれないなぁ…と思います。デザインは写真からでもわかるけど、質感などわかりませんよね…。

いずれにしても良心的に運用されているという大前提があるから、安心して活用しているのでしょうね。

自分で自分が使うものを選ぶ暇がない…という人へのサービスとして百貨店が行っているサービスもテレビで紹介されているのを拝見しましたね。今、自分が身につける食べる…など衣食にかかわるところ誰かに依存する?この人に任せたらいいと信じる…?ショップ店員でもなく、八百屋のオジサンでもなく…とface to faceの関係ではなく、ネット上…小売店業者は大変だねぇ~という思いと、もしかしたら今はネット上かもしれないけど、こういったサイトからリアルなお店に展開した方が小売業も成り立つ?オレンジページの店みたいな感じの展開をつづきに予想してみました。

 

 

 

 

 

 

料理SNS

日々の料理をテーマにした交流サイトがあるんだそうですね。

miil

チラッと今開いたら、画面が可愛らしかった。これは女性が乗りそう。

 

スナップディッシュ

こちらは、板目な感じのデザインは食事と言うより、机イメージ…

 

どちらの方が会員多いんだろう…?なんて疑問を持って島しましたね。

miilはダウンロード数が8万件。スナップディッシュはダウンロード数が40万件近くだそうで、会員登録約13万人だそうです。

 

多分、レシピもつけなくてよくて食べたものを写真で撮るだけなら、料理できなくてもできるよねぇ…って思いますね。

 

新聞の記事で見て思ったことは、毎日食事をつくって反応があると嬉しい…という家族に料理をつくっているお母様たちに「おいしそう~」とか「冷蔵庫の残り物に見えない~」なんてコメントはうれしいという事実をつくってもらう側は知るべし!って感じかな。

 

こんなのを見ていると、私が作ってよ…と弟に言っていたものを思いだします。こんなのがあるといい!って言ったときは、イマイチ反応悪。そして、そんなん流行るの~?と言われたけど、今や結構、私が言っていたものがうまく働きそうな感じの世の中では???

そう思うのです。

 

そして、携帯電話で…と言っていた話が、なるほどスマートフォンを使えばもっと情報量が使えるんだ…など、気付きがいっぱい。

 

私にはできないことだけど、こんなのあったらいいなぁ~を勝手によさそう!と弟に話したのでした。

食品選び「安さ重視」

日経新聞2012年9月15日に載っていた記事の見出しをそのままタイトルに。

日本政策金融公庫が14日発表した消費者の食に対する意識調査では、経済性を重視する割合が20代と30代で初めて5割を突破した。一方、「高くても国産品を買う」とこたえた割合は最低を更新。所得の低下を反映して、消費者が食費の節約志向を強めている実態が浮かび上がった。

調査は2012年7月前半

20~70代の男女2,000人を対象

 

全体で最も多かったのは「健康志向」44%

年代が上がるにつれて割合も高くなる。

対象的に若年層では「経済性志向」が最も多く、20代で57%、30代で52%だった。

国産食品に対するこだわりも薄れている。「高くても国産品を買う」とこたえた割合は51%と過去最低を更新。

2008年5月の調査開始時と比べ13ポイントも低下した。

 

日本政策金融公庫は「家計の状況が厳しく節約志向を強めざるを得ない消費者が増えている」と見ている。

 

そのあとTPPのことについて…。

貿易自由化を推進すれば、海外の農産物はこれまで以上に日本に入ってくる。

農業の大規模化による生産コスト削減などを通じて、海外に対抗できる体質強化が不可欠となる。

と、まとめてありました。

食に対する意識調査

若年層中心に食の経済性志向強まる
- 日本公庫・平成24年度上半期消費者動向調査結果 -

 

東日本大震災後の 23 年7月調査で 28.5%にまで高まった安全志向は、今回調査では 19.9%とほぼ震災前の水準に戻った。
国産志向は 23 年 7 月調査の 16.0%から徐々に低下し、今回 12.4%となっている。

と分析が大元に載っていた。

全体の推移と年代別を並べてみて、何か気付くこと…と思ってみた時に、傾斜方向に年代別違いがあるなぁ…と思わされて、右肩上がりを見てみると、健康志向・手作り志向・安全志向。右肩下がりを見てみると、経済性志向・簡便化志向。

安全性に至っては、20代10%程度。安全性より経済性…。

 

輸入食品と国産食品の価格差が1割あっても買うまでいれたら、50%かろうじてあるけど、国産品を選ぶかどうかという話に、同価格であれば選ぶ(32.1%)…という考え方もしくはこだわらない(16.7%)というので。これでは国産品売れないねぇ…なんて思わされる。ちょっと減っている感があるのは、2割ラインでした。

 

100円と110円くらいの差までは、国内産を買う…と答えていて、100円と120円だと減る。

100円と130円の差ならば、国内品を買うと答えた人が14.5%と全体の話。