コメントありがとうございます。
でも、対応していたら、書く暇も無くなって…。とにかく、あと20切った…と思ったら、また増えている…。
ゆっくり読ませていただきます。
捨てたい新聞たちの必要なところだけ…。
日本経済新聞2012年8月27日(月)
やさしい経済学 都市の構造と課題 8 住環境の価値
関西学院大学教授 山鹿 久木
住環境の価値を金銭化する方法4つが紹介されていました。
(1)代替法
別の市場財で代替するといくら費用がかかるのかを計算し、それを環境の価値とする。
例えば、田畑の大雨時の貯水能力の価値をダムの建設費で代替するなど。
(2)旅行費用法
評価したい住環境の施設(比較的規模の大きな公園など)までの旅費と訪問回数を調査し、需要曲線を導き価値を計測する。
(3)ヘドニック価格法
住環境の違いなどが立地選択行動を通して住宅市場に影響を及ぼしていると考え、土地や住宅の価値を分析し価値を計測する。
(4)直接人々にアンケートなどで尋ねる方法
代表的なものが仮想評価法(CVM)
住環境などの改善策に対して、どのくらいお金を支払う意思があるのか(支払意思額)を尋ねることで、直接的にその環境改善の価値を評価するモノである。
「幸福の経済学」
「あなたはどのくらい幸せですか?」と聞くことにより、幸せの要因を分析する研究。
自治体の中には住民の幸福度の指標を政策の立案などに取り入れていこうとする動きも出ている。直感的で訴えかけやすい半面、幸せを一つの指標で定義するという危険性もある。
住環境マネジメント―住宅地の価値をつくる
本を読んだ話がアップされていました。
住環境を金銭価値で評価するとき、国によっては大都市での生活は不幸せで、農村地帯などの田舎に住むことは幸福という考えもあり。