カレンブロッソ

カレンブロッソは老舗履物メーカー菱屋のプライベートブランドです。大正15年の創業以来、培った「和」の感性・技術に、「洋」の機能性・ファッション性をミックスした<洋風和装>雑貨つくりを目指しています。

と、菱屋のHPから。「花ごよみ」という和装品のシリーズを展開し、花ごよみをCalender of blossomと訳し、「Calen Blosso」と名づけたんだそうです

こちらのバッグを2006年オープンらしいので…2006年か2007年頃購入しました。お茶のときなど、着物のときにも使えて、普段も使えるバッグが欲しいなぁ…って。いちご錦。

だけど、サイズがイマイチ…と、少し小さかったのでした。

それで、やはり同様の目的でいろいろずっと探していました。

 

別にメーカーなども気にしない。そんな私にとって、いろんなところで拝見する…としていたのですが、やはりカレンブロッソで購入しました。

 

理由は簡単。探していたものというのは、和でも洋でも使えること。そして、お茶道具等いっぱい入ること。

そして、博多織のもの。

 

実は、いちご模様のものを購入したのですが、記事がキャンパス生地。やはり着物と同様な感じがいいなぁ…とも。

 

結構探して…と、いろいろみてまわっていました。

そんな途中に見つけて購入したものは矢羽模様のバッグは…大阪の会社名が思い出せない…

こうやって検索すらできなくなっていく…。

博多織バッグ

 

ん…検索してもでてこないってことは、もうない廃盤品?

 

撤退される店舗で、注文させていただいたもの。

対応してくださった店員さんに感謝。素敵な色で仕上がったものをいただきました。

献上柄の色から革の色まで…全部自分で選べるなんてホントビックリ。

 

実は、これをお願いした後に、この博多織の織元さんのお店で違う博多織地のバッグを拝見。そんなのなかった…と、そちらのバッグは織元さん店舗のみのものなんだって。ちょっと…こっちがよかった…なんて、思いを持ったのでしたが、実際に出来上がってきたものを拝見して大満足。

ご対応くださった店員さんも、店舗が閉まっちゃうとありがとうございますも言えませんね。

 

アポロを目指す!と楽しんで色を選択させていただきましたが、アポロというよりはラズベリームースって感じになりました。

 

いろんなところで、和の柄のバッグを拝見して歩いて…、いろいろ見たのです。でも、ホント、これがよかった…としみじみ感謝。

お茶道具も入るし、B5まで入る。いっぱいモノが入って嬉しいです。

大丸にあった店舗を見なくなったなぁ…と思ったら、三越で拝見したのが最初でした。

 

博多献上柄の色使いも、献上柄だけど、色使いのお陰か、すっきり見えます。

最初に博多織のバッグいいなぁ~って思ったのは、HAKATAJAPANさんのバッグを見て。シーホークで隅っこの方で営業されていた頃。

百貨店においてあるバッグも見て回っていたし、本当に10年くらい?探していました。

完全に和装のみはいやだなぁ…というのと、正装ではなくて…という願い。

お茶会にも持っていける感じで、普段にも使えるものがいいなぁ…とわがままに探して出会ったものでした。

 

全て革というものは持っていたし、本当は博多織にこだわっているわけではなかったのですが、博多織の帯地は本当に強いし、光沢があって嬉しい。

バッグの皮の部分や内側のつくりなどもきれい…というのは以前覚えていたから、しっかりしたものができてくるということは信じてました。ただ、以前は柄を間違えられた…ので、もうイヤだなぁ…と他のお店でないかなぁ…と探してました。

オーダーにしても、既存品の価格から大きく値段が上がらないところはとっても魅力でした。感謝。

 

既存の形の色・素材を選べるなんて凄い。

もう、地元には店舗が無くなったので拝見する機会が減るなぁ…って感じですね。

Calen Blosso 箱バッグ

こちらのページに載っている色もいいなぁ~って思いました。茶色。

 

今日、喜寿表彰というお話を伺いながら、隣にお座りになっていた先生はお元気そう…って85歳。ん…「私の半分も…若いわねぇ…」と言われると、そうですねぇ…。喜寿表彰される方の多さと、全然高齢者という感じではなく、皆さんバリバリの現役茶人。ホント…まだまだこのバッグは活躍する時を有しているわ…と思わされました。

菱屋-Calen Blosso- ( ヒシヤ カレンブロッソ) から「カフェバッグ(ポスト3)」

IZAって?

Bag(Calen Blosso for IZA)

 

へぇ~

こうもり柄とかのモノと同じかな?

 

実は、改めてシンプルだけど懐の深い献上柄の凄さを思わされたバッグでした。

 

そして、本当に感謝~。

職人さんがいて、縫製も日本とおっしゃってはいましたが、こんなにデタラメにいろんな色を使ったバッグですが、縫い糸も合わせて変えてくださっているのです。ホント、嬉しい~。

 

選ぶときにすでに明るい色の帯地はなくなっていたので、この色か白っぽいものか茶色か…と選択肢狭くて残念…って思っていたのですが、織元さんのお店にはもっと素敵な帯地で作られたものが並んでいたし…ってショックもあったのですが、大満足なバッグを本当にありがとうございます。

縫ってくださっている職人の皆様にも感謝。

 

 

 

投稿者:

nova

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